第21話

第二十一話
283
2020/06/11 16:00
朝、いつも通りシルクの家に行き合鍵でドアを開けると、そこには信じられない風景が。
マサイ
…えっ‪w
ーLINEー
マサイ
ちょ、お前ら早く来い
マサイ
やばいことになってんぞ
モトキ
えっ?何が?
ンダホ
おはよおー
ンダホ
どしたの?
マサイ
いいから早くシルクん家来い!!
モトキ
分かった
ンダホ
りょーかーい
ーーーーーーーー
モトキ
ただいまー
ンダホ
ただいま、
ンダホ
って
二人
えっ!?!?
マサイ
バカ、声でけぇよ‪w
マサイ
やばくね?
モトキ
シルク…遂に、、
ンダホ
応援するよ、俺らは
モトキ
そう言いつつスマホ取り出して写真撮んのやめろ笑
ンダホ
えっ?笑
シルク
ん…
シルク
せっかく人が気持ちよく寝てんのに起こすなよーw
マサイ
ごめんw
シルク
って、なん、え?!
シルク
あなた!?
シルク
なんで俺抱きついてんの////
ンダホ
俺らが聞きたいよwww
あなた

ん…?

あなた

え、シルク!?

あなた

近くない?///

シルク
いやっ、俺もこの状況分かんない…////
マサイ
とりあえずお前らイチャつくなw
ンダホ
え、ほんとに何してたの?
あなた

えっと…

あなた

何か昨日夜中に目が覚めて、水飲みにここ(リビング)来たらシルクが起きてて…

シルク
今日の予定とか色々伝えて…
あなた

なんかね、シルクが「俺ダメだわ、あなたに厳しくすんの無理」ってなんか言ってて

シルク
え、そんなこと言った?w
モトキ
結局はまた甘々になると思ってたけど、戻んの早くない?
シルク
うん、もういいや!やめようw
マサイ
んだよww
シルク
多分昨日酔っ払ってたんだよwww
ンダホ
だろうねww
モトキ
まぁ気を取り直して!
マサイ
今何時だと思う?
シルク
やっば、9時過ぎてんじゃん!!
ンダホ
シルクが寝てるとこ久しぶりに見たよwww
シルク
あなた抱き心地良かったからww
あなた

えwww

マサイ
それちょっと変な風に聞こえるからやめとけw
シルク
wwww
モトキ
まぁまぁ、皆さん取り敢えず座りましょうよ
マサイ
そうですね
シルク
座ろう
モトキ
まぁ、仕切り直して。
マサイ
あなた、どうする?
あなた

…私は、みんなと一緒にいたい。

あなた

YouTubeも、辞めたくない。

あなた

動画でちゃんと説明したい

あなた

迷惑じゃなかったら、一緒に出て欲しい

あなた

これからも一緒にいたいの…

シルク
…そっか、分かった。
あなた

その…さ

あなた

私が…勝手にこう言ってるだけなんだけど…

あなた

シルクや、皆は…私がいるの…どう思う?

シルク
…どうって?
あなた

いや…その…

あなた

迷惑じゃないって言ってくれるけど…

あなた

実際迷惑かけちゃってるし…

あなた

本当に、良いのかなって改めて思って。

あなた

怒らないでほしいんだけどさ、、

あなた

傍から見れば、私ってかなりの迷惑かけてるの。

あなた

皆に。

あなた

だから…

シルク
俺は、傍から見れば迷惑とか、そういうの関係ないと思うんだよね
ンダホ
うん。
ンダホ
傍からとか、関係ないよ。
ンダホ
俺らが良いって言ってたら良いんじゃない?
あなた

傍からは関係ないって…本当にそうなのかな。

あなた

視聴者さんは、関係ないの…?

あなた

私もいちYouTuberである前に、いち視聴者だし、ウオタミさんの中には私を嫌ってる人がいることも知ってる。

あなた

そういうの、分かってたけど気付かないふりしてたの。

あなた

知らないフリして、皆と一緒にいたの。

あなた

楽しかったから。

あなた

本当に、楽しかったから。

あなた

でもそういうの、良くないなって、思ったの。

あなた

私っていう人間が、いなきゃ…

あなた

一緒に住むとか、そういうので批判されることは無かった。

シルク
あなた、それいつまで続くの?
あなた

え…?

シルク
批判なんてどうでもいいとまでは言わねえよ
シルク
けど、俺はあなたに自分自身を大切にしてほしいんだよ。
シルク
俺らの保身は要らねえ。
シルク
俺らだって、時に間違った選択はするよ。
シルク
それでも、あなたと一緒に住むって選択をしたこと後悔なんてしてねえし
シルク
間違えたとか、思ったことねえよ
シルク
寧ろこうして正解だったと思う。
モトキ
視聴者さんも勿論大切だよ。
モトキ
でもさ、それ以上に俺らはあなたの事想ってる。
マサイ
そりゃだいぶ前から一緒にいるのはフィッシャーズの7人かもしれないけど
マサイ
一緒にいた時間が短くても、あなたは大切な仲間なんだよね。
シルク
俺らが言うこと、全部綺麗事かもしんねぇけど、あなたは自分のこと投げやりにしたりしすぎなんだよ。
シルク
俺さ、自虐ばっかとか、自信ないやつとか、大っ嫌いなんだよ
シルク
それでも、いつも周りのこと気遣って、自分が辛くても何も言わなくて、そういうあなたを救ってやりたいって言うか、変わって欲しかったんだよ。
あなた

シルク…

シルク
お前さ、まだ俺らに壁作るのか??
シルク
お前が思ってる以上に、俺らは本気なんだよ。
シルク
本気で仲間だと思ってるからこそ、お前が言う迷惑とか、痛くも痒くもねえんだよ。
シルク
出て行きたけりゃ出ていけばいい。
ンダホ
おいシルク、、
シルク
だほ、良いって。
シルク
だから、いてもいいかなんて、聞くなよ。
シルク
ここにいたいならいろ。
シルク
いたくねえなら出て行け。
シルク
お前の意思で、動け。
あなた

…分かんないよ!

あなた

どうすれば良いのか、分かんない。

あなた

私には、分かんない。

シルク
てめぇ、舐めてんじゃねえぞ
あなた

っ…

シルク
俺は!
シルク
ここにいたいのかいたくねぇのか聞いてんだよ!
あなた

いたいよ!!

あなた

一緒にいたい!

シルクも私も、つい感情的になっていて。
気付いたら、お互い泣いていた。
シルク
じゃあいろよ!
あなた

いるよ!!

あなた

これからもいるよ!!

あなた

意地でも一緒にいてやるよ!!!

・・・


















一瞬の、沈黙。
















マサイ
あなたがキャラ崩壊した…
ンダホ
ねえシルクもあなたも泣いてるよ笑
モトキ
ほんとだ笑
モトキ
泣きながら意地張ってる笑
シルク
ぷっ…笑
あなた

あはは笑笑

シルク
はあ、良かったぁぁぁぁぁ
あなた

へっ?

シルク
出ていくって言われたらどうしようかと思ったわ笑
マサイ
お前さぁ、マジで危ないって!
ンダホ
どうすんだよ、出て行ったら!
シルク
どうしようも…ねえな。
マサイ
おい笑
モトキ
ま、結果オーライだし?
シルク
そそ。そゆこと。
シルク
景気付けに1杯やるか?
ンダホ
お?
マサイ
やっちゃいます?
モトキ
いやあなたどうすんだよ笑
あなた

あ、私はメロンソーダで。

シルク
あいよー
ーーーーーーーーー
まぁそんなこんなで、これからも仲良くやっていきます。この人たち。((めっちゃ他人事
シルクが感情的になって泣くとか、立体的にシチュエーションとして想像しながら言葉選びとかしてたんですけど、シルクっぽい発言…でしたかね?
てかこの小説、こんな深く考える要素作る気なかったんですけど、作者の都合によりあなたの叔父がやばいやつって設定にして色々起こしすぎたせいでこうなりました笑
すみませんでした笑
まぁ、最近全く更新してないし、今回の話めっちゃ長かったんですけど、次回もお楽しみに!

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