朝、いつも通りシルクの家に行き合鍵でドアを開けると、そこには信じられない風景が。
…えっw
ーLINEー
ちょ、お前ら早く来い
やばいことになってんぞ
えっ?何が?
おはよおー
どしたの?
いいから早くシルクん家来い!!
分かった
りょーかーい
ーーーーーーーー
ただいまー
ただいま、
って
えっ!?!?
バカ、声でけぇよw
やばくね?
シルク…遂に、、
応援するよ、俺らは
そう言いつつスマホ取り出して写真撮んのやめろ笑
えっ?笑
ん…
せっかく人が気持ちよく寝てんのに起こすなよーw
ごめんw
って、なん、え?!
あなた!?
なんで俺抱きついてんの////
俺らが聞きたいよwww
ん…?
え、シルク!?
近くない?///
いやっ、俺もこの状況分かんない…////
とりあえずお前らイチャつくなw
え、ほんとに何してたの?
えっと…
何か昨日夜中に目が覚めて、水飲みにここ(リビング)来たらシルクが起きてて…
今日の予定とか色々伝えて…
なんかね、シルクが「俺ダメだわ、あなたに厳しくすんの無理」ってなんか言ってて
え、そんなこと言った?w
結局はまた甘々になると思ってたけど、戻んの早くない?
うん、もういいや!やめようw
んだよww
多分昨日酔っ払ってたんだよwww
だろうねww
まぁ気を取り直して!
今何時だと思う?
やっば、9時過ぎてんじゃん!!
シルクが寝てるとこ久しぶりに見たよwww
あなた抱き心地良かったからww
えwww
それちょっと変な風に聞こえるからやめとけw
wwww
まぁまぁ、皆さん取り敢えず座りましょうよ
そうですね
座ろう
まぁ、仕切り直して。
あなた、どうする?
…私は、みんなと一緒にいたい。
YouTubeも、辞めたくない。
動画でちゃんと説明したい
迷惑じゃなかったら、一緒に出て欲しい
これからも一緒にいたいの…
…そっか、分かった。
その…さ
私が…勝手にこう言ってるだけなんだけど…
シルクや、皆は…私がいるの…どう思う?
…どうって?
いや…その…
迷惑じゃないって言ってくれるけど…
実際迷惑かけちゃってるし…
本当に、良いのかなって改めて思って。
怒らないでほしいんだけどさ、、
傍から見れば、私ってかなりの迷惑かけてるの。
皆に。
だから…
俺は、傍から見れば迷惑とか、そういうの関係ないと思うんだよね
うん。
傍からとか、関係ないよ。
俺らが良いって言ってたら良いんじゃない?
傍からは関係ないって…本当にそうなのかな。
視聴者さんは、関係ないの…?
私もいちYouTuberである前に、いち視聴者だし、ウオタミさんの中には私を嫌ってる人がいることも知ってる。
そういうの、分かってたけど気付かないふりしてたの。
知らないフリして、皆と一緒にいたの。
楽しかったから。
本当に、楽しかったから。
でもそういうの、良くないなって、思ったの。
私っていう人間が、いなきゃ…
一緒に住むとか、そういうので批判されることは無かった。
あなた、それいつまで続くの?
え…?
批判なんてどうでもいいとまでは言わねえよ
けど、俺はあなたに自分自身を大切にしてほしいんだよ。
俺らの保身は要らねえ。
俺らだって、時に間違った選択はするよ。
それでも、あなたと一緒に住むって選択をしたこと後悔なんてしてねえし
間違えたとか、思ったことねえよ
寧ろこうして正解だったと思う。
視聴者さんも勿論大切だよ。
でもさ、それ以上に俺らはあなたの事想ってる。
そりゃだいぶ前から一緒にいるのはフィッシャーズの7人かもしれないけど
一緒にいた時間が短くても、あなたは大切な仲間なんだよね。
俺らが言うこと、全部綺麗事かもしんねぇけど、あなたは自分のこと投げやりにしたりしすぎなんだよ。
俺さ、自虐ばっかとか、自信ないやつとか、大っ嫌いなんだよ
それでも、いつも周りのこと気遣って、自分が辛くても何も言わなくて、そういうあなたを救ってやりたいって言うか、変わって欲しかったんだよ。
シルク…
お前さ、まだ俺らに壁作るのか??
お前が思ってる以上に、俺らは本気なんだよ。
本気で仲間だと思ってるからこそ、お前が言う迷惑とか、痛くも痒くもねえんだよ。
出て行きたけりゃ出ていけばいい。
おいシルク、、
だほ、良いって。
だから、いてもいいかなんて、聞くなよ。
ここにいたいならいろ。
いたくねえなら出て行け。
お前の意思で、動け。
…分かんないよ!
どうすれば良いのか、分かんない。
私には、分かんない。
てめぇ、舐めてんじゃねえぞ
っ…
俺は!
ここにいたいのかいたくねぇのか聞いてんだよ!
いたいよ!!
一緒にいたい!
シルクも私も、つい感情的になっていて。
気付いたら、お互い泣いていた。
じゃあいろよ!
いるよ!!
これからもいるよ!!
意地でも一緒にいてやるよ!!!
・・・
一瞬の、沈黙。
あなたがキャラ崩壊した…
ねえシルクもあなたも泣いてるよ笑
ほんとだ笑
泣きながら意地張ってる笑
ぷっ…笑
あはは笑笑
はあ、良かったぁぁぁぁぁ
へっ?
出ていくって言われたらどうしようかと思ったわ笑
お前さぁ、マジで危ないって!
どうすんだよ、出て行ったら!
どうしようも…ねえな。
おい笑
ま、結果オーライだし?
そそ。そゆこと。
景気付けに1杯やるか?
お?
やっちゃいます?
いやあなたどうすんだよ笑
あ、私はメロンソーダで。
あいよー
ーーーーーーーーー
まぁそんなこんなで、これからも仲良くやっていきます。この人たち。((めっちゃ他人事
シルクが感情的になって泣くとか、立体的にシチュエーションとして想像しながら言葉選びとかしてたんですけど、シルクっぽい発言…でしたかね?
てかこの小説、こんな深く考える要素作る気なかったんですけど、作者の都合によりあなたの叔父がやばいやつって設定にして色々起こしすぎたせいでこうなりました笑
すみませんでした笑
まぁ、最近全く更新してないし、今回の話めっちゃ長かったんですけど、次回もお楽しみに!
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