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第1話

第一話
1,247
2018/11/22 13:22
あなた

どうも!あなたチャンネルです!
今日からYouTube始めたいと思います。

・・・・
初めての撮影が終わった。
あなた

(ふぅ・・・やっぱはじめてだと緊張するなぁ・・・みんな最初はこんな感じなのかなあ・・・)

あなた

あ、申し遅れました!私はJC2の、ウオタミです。と言っても、YouTuber全般好きです。
YouTubeを始めたのは、フィッシャーズの皆に会いたい。。。とかじゃない。そういうのではなく、YouTuberって凄いと思う。顔も見えない人たちに、画面を通して笑顔にする力があるのだから。
私も、そういう人になれればと思い、始めた。軽い気持ちで始めた訳ではない。それなりの覚悟はある。

ーーーー
動画のコメント欄を見ると、応援の言葉が書いてあった。
視聴者
JC2なんだ!私もだよ~。これから頑張ってね!
視聴者
編集うまいね!大物になれるんじゃないw?
視聴者
これから大変な事あると思うけど、頑張ってね!
あなた

凄い・・・
ありがたいな~。
よし、そろそろ動画撮りますか!

ーーーー
数ヶ月後・・・

あなたチャンネルのチャンネル登録者数は100万人突破した。
あなた

999997・・・・
999998・・・・
999999・・・・
1000000!
いったーーーーーーーーーーーー!

視聴者
100万人突破おめでとう!あなたチャンネル、ほんとに面白い!
このままいけば200万人もすぐいきそうだね!
視聴者
もう100万人!?すごいね!
視聴者さんからは、数々のお祝いメッセージが届いた。
視聴者
事務所入らないの?
などのコメントも、多数あった。
あなた

(視聴者さんに、私がウオタミなの隠してるし、UUUMに入りたいけど、フィッシャーズさんにもウオタミなの知られたらまずいよね・・・どうしよう・・・ウオタミなの公表するべき?でもずっと隠しておくのもちがうよね・・・)

と、そこに一件のメールが来た。
UUUM
チャンネル登録者数100万人突破おめでとうございます。
はじめまして。YouTubeをやっている方ならUUUMという会社を聞いた事があると思います。
UUUMにはいって、もう少し活動の幅を広げませんか?
あなた

えっ、UUUM!?
これって・・・いわゆるスカウトって感じのやつ?

視聴者
事務所入るんならUUUMがいいな~
視聴者
UUUMはいりなよ~
あなた

・・・私がウオタミなの公表しよう。批判も受けるのはわかってるけど。
UUUMに入るのなら、せめて視聴者さんには知っていてほしい。

そして、ある一本の動画を出した。



みなさんに知ってもらいたいことがあります。

という動画。
ウオタミなのをみなさんに知ってもらい、UUUMに加入する。
YouTuberになったのは、会いたいから、じゃない。少しでも多くの視聴者さんに笑顔になってもらいたいから。といった内容。
視聴者
ウオタミだったんだ・・・知らなかった。けど、これからも応援し続けるよ!会いたいだけ、だなんて思えない。
視聴者
え。。。ウオタミだったの?普通に会いたかっただけなんじゃねえの?
視聴者
そっか。UUUM加入したんだね!ファンミとかやってほしいな~
あなた

やっぱり、多少は批判されるよね・・・
目当てはそれかって・・・そうなるのも仕方ない。
私は私で普段通りにしておけばいいんだ。

あなた

UUUMにはもう話つけてあるし、そろそろ事務所行くか。

ーーーーーーーーーーー
UUUMにて。
あなた

こんにちは~・・・

担当者
こんにちは。
え~、マネージャーをつける件に関してなのですが・・・
担当者
・・・(略)
はい。ではお疲れ様です。
あなた

はい。ありがとうございました。お疲れ様です。

打ち合わせ(?)が終わり、事務所にいるクリエイターさん達に挨拶をしてまわった。
1D&ゆーぽん
あ!あなたチャンネルさん!
あなた

えっ、ゆーぽんさん知ってるんですか!?

1D&ゆーぽん
知ってるもなにも、最近ずっと見てるよ~!
UUUM加入って知って、今日来るって聞いたから会いに来ちゃったw
あなた

ええええええええ!ほんとですか!嬉しいです!!!!

1D&ゆーぽん
あ、ためでいいよ!私達、1歳差だし
あなた

あ、えと、う、うん!

1D&ゆーぽん
よろしくね!今度一緒に動画撮ろ~
あなた

いいんですか!?

1D&ゆーぽん
wwwwww
ため慣れない・・・?
あなた

いつも画面越しに見てたので・・・

1D&ゆーぽん
あははw
気使わなくてもいいよ~
あなた

えと、じゃあタメでいかせていただきます・・・

1D&ゆーぽん
うんw
ーーーーー略。
ないとー
あ、あなたチャンネルさんだ~
あなた

な、ないとーさん!これからよろしくお願いします!

ないとー
うん!こちらこそよろしくね(*´∀`*)
あなた

はい!

あなた

そういえば、渋ジャパさんいらっしゃらないんですか?

ないとー
ジャパはね、今コンビニ行ってるよ~
あなた

あ、そうなんですねw

ーーーーーー略。
トイレに行って戻ってくる途中。
どんっ
あなた

あ、すみませ・・・・・!?

ーーーーーーーーーーーー
だいたい予想はできると思いますが・・・w
そもそも、こんなに簡単に有名になることはほぼ不可能ですがね・・・
そこは見逃してください笑
そして、勝手ながら、「もしもこれが現実ならば」とこの小説、好評だったほうだけ続きを書こうと思います。
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