あとこれ言ってたっけなぁ…?
じゃあ…要注意人物か
_______そのころ
「久しぶりね。ーーくん」
「…もしかして…ーーか?」
「ええ。まさかーーがいるなんてね」
「お前…本当にお前なんだよな」
「そうよ。あと…伶奈にそっくりな子がいるじゃない」
「は?…何言ってんだ?遠山のことか?」
「そうよ。私が間違えるわけないじゃないの。」
「…さすがーーだな」
_________________
…
沙羅が話しかけてくる
…沙羅目当て…?
その日はいたって普通。
だったけど
家に帰って適当にスマホをいじってると
沙羅から連絡があった
…?
何これ…
暗号…?
急いで打ったのかな…
うーん…アルファベット…
あ…!フリック入力…?
沙羅が打った文字と同じようにひらがなで打ってみる
たすけて
わかつきにおそわれた
1文字は足したけど…
わかつきって誰か…?
何となく未来凛のリストを見る
若槻里がなんなのか…
でも…沙羅は若槻里と関係がある…?
とりあえず沙羅に電話を繋いでみたけど繋がらないので
一応警察に行ってみる
まぁ信用して貰えないんだけどね
…沙羅に何かあれば…
翌日教室に沙羅の姿は無かった
担任の先生になんとか住所を聞いて向かう
いい加減すぎる…
たまたま通りかかった子を見る
あれ…たしか沙羅の中学の友達だっけ…
ネットで見ただけだけど
伶奈との関係もはっきりさせないと…
まぁそれは知ってるんだけど…
捨てられたのは事実か…
さき…?桜咲…ってだれ
ってことは関係ないの…?
ネットで遠山桜咲と調べる
…ノーヒット…
…となれば…
朱雀翔かな…
じゃあ仕方ない
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。