第33話

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2018/07/09 02:56
実際あなたちゃんはまだ見つかってへん。


















目を覚ました濵ちゃんの病室をあとにして俺は再びあなたちゃんを探しに戻った。



何度見てもなくなってしまったこの街を見るのは辛いし、逃げ出してしまいたくなる。






見てるだけの俺でもそうなるくらいなんやから、体験した人なんてもっとやろ。















俺がここで逃げたら誰があなたちゃんを探すんや。











そう思って、足に力を入れた。
















「頼むから生きててくれ……」










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今回の水害の被害に遭われた方々、もしかしたら読者様の中にいらっしゃるかもしれません。

大丈夫でしょうか?

なんのお力にもならない言葉でしかありませんが、1日も早く、身の回りが安全になることを祈っています。

また、亡くなられた方には心より御冥福をお祈り申し上げます。

少しでもこの作品で気が紛らわせるのなら、幸いです。

コメントなども随時お待ちしております。

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