楽しかった秋もすぎ、冬。
バレンタインデーだ。
バレンタインデーは彼の分も用意していた。
でも私は緊張しすぎてあげることが出来ないまま、午後の授業が始まろうとしていた。。
その時の彼は私の席の前。私は勇気を出した。
(私)はい!これバレンタインデー!!
(彼)え?俺に?いいの??
私はコクリと頷く。
(彼)嬉しい!ありがとう!これ義理チョコ??
(私)え…。う、うん“((。。*)
放課後、私は彼にバレンタインデーをあげれたことで舞い上がっていた。でも…。
彼はどうして義理チョコって聞いてきたんだろう。ここで本命って言ったらどうしてたんだろう…。。。
少しモヤっとしたバレンタインデーだった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。