👩「あの人、かっこいいわね笑」
👩「私が数年前に見たあの……なんだっけ?笑 きむ てひょん だ」
👩「あいつも中々のイケメンだったじゃないの。」
👩「あんたってやっぱりすごいわね笑」
👩「人の彼氏も奪っちゃうんだもんね?笑」
『ッ………』
👩「ほんっと、お姉ちゃんはね……」
あんたがいるから幸せになれないのに
『ご、ごめんなさい……』
👩「別に責めてなんかないからね?私は貴女のためを思って言ってるのだから……笑」
『わ、分かって……ます……』
👩「……ふふッ、それでいいのよ」
その日の夜はなんだか
寝れたもんじゃなかった。
朝起きると、お姉ちゃんの置き手紙があった。
そこには
昨日はありがとう。
今日からは友達の家に泊めてもらうので心配しないでね。
あ、私より先に幸せになるなんて
絶対許さないから。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。