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第18話

優勢からの逆転
エスト
エスト
絶対…負けない!
未玖(光)
そろそろ始めよっか!
闇も準備出来てる?
未玖(闇)
ええ、もちろんよ。
エスト
エスト
(何をするんだろう…
この二人の元はお母さんなんだから、
警戒しなきゃ!)
未玖(光)
これから始まるのは、
時が奏でる旋律。
未玖(闇)
その旋律は戒めに等しい。
例え、対象が何であろうとも。
エスト
エスト
(えーっと…この詠唱は…?)
未玖(光)
エストロニア…覚悟は出来てる?
この戒めをもって、貴方を討つ!
エスト
エスト
(旋律と戒め…って事は…
そっか…天空の奇想曲だ…!
だから、あたしはこうすればいい!)
お母さんの光と闇の行動が何か分かったあたしは、
距離を詰める為に走る。


接近戦に持ち込まれれば、
確実に回避できない距離だ。
未玖(光)
行くよ…!「天空の奇想曲」!
あたしの思惑通りに魔法が放たれる。


きっとこの二人でも、あたしが
これを完全に回避するとは思わないはずだから。


この魔法のパターンは、
昔にお母さんから既に教わっている。


回避するなんて、容易い事だ。
エスト
エスト
戒めは特定の事しか覆せない。
お母さんが、前言ってた!
「光闇」が放つ、雨のように
降ってくる魔弾を、次々と回避する。

分かっているかのように、平然とした感じで。


目と身体が、いつも以上に
はっきりと機能している。


あたしも、少しは成長出来たかな?
未玖(光)
奇想曲を完全に避けてる…!
やるじゃん、エストロニア!
未玖(闇)
正直、予想外ね…
これは厳しいわね。
少しくらい、精神的ダメージは与えてるはずだ。


状況的に、あたしが優勢って感じがする。



でもそんな時、前に感じたノイズがあたしを襲う。
エスト
エスト
っ!?
エスト
エスト
(ダメだ…頭が…クラクラする…
こんな時に、また反動が…?)
「決戦」という、今の目的を
果たそうとする時の出来事。


そんな時に、これを対処するなんて無理に等しい。


でも、あたしはこの時
まだ、気づかなかったんだ。



自分の知らない、秘めたる力が目覚めるって事に。