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第10話

「運命転換」
エスト
エスト
(あたし…今まで、
何のために頑張ったんだろ。)
マエル
マエル
エスト…!僕は信じるよ!
エスト
エスト
マエルっ!?何を言って…!
マエル
マエル
この世界は破滅を迎えるかもしれない…
けど、このままでいいの!?
エスト
エスト
いいわけ…ないでしょ!
マエル
マエル
このまま何もせず見るより、
運命を変える方がずっといい…。
未玖さんだって、
こういうの好きそうでしょ?
エスト
エスト
そっか!分かったよ!
絶望の淵にいたあたしは、
マエルの一言により吹っ切れた。

「運命を変える」事くらい、今までに何度もしてる。何で気付かなかったんだろう。
エスト
エスト
「我の、全ての魔力をここに。
全ての時をもって、運命を切り開く!
顕現せよ、運命の光…!」
あたしとマエルはその光に吸い込まれる。




そのようにして、自分の住む世界を後にした。





あたしとマエルは、
「転換された運命」に辿り着いた。
それからの事はあまり覚えていない。

記憶が削られているのかもしれない。

何度もしているとはいえ、
運命を転換するのは、正直言って賭けに等しい。


もし失敗しているとすれば、
運命だけじゃなく、自分の時も失うから。



間違った選択なんかじゃないと
思っていたくても、
これで正しかったのかと思わされる。
でも、あたしは。







「時を司る者」としての責務を果たすしかなかった。



「運命を変える」という事の危険さを
熟知していながらも、
覚悟を決めなければいけなかった。



そこから始まるのは、
新しい「運命」の物語だ。