第31話

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2020/02/06 23:25
あなたside










··········まぁ視線が痛い















女子の方の羨ましい〜って視線とか、なんであいつなのって視線とか·····














ジョシコワイ















そしてやっと帰りの時間














1日が長かった·····















これがずっと続くと思うと·····















うっお腹痛くなってきた·····















永瀬「あなたー帰ろう·····って何腹抱えとるん?」














『や、なんでもない·····帰ろ』















2人で並んで歩くと、あっちこっちから痛い視線が·····














早くこの視線から逃れたくて、急ぎ足になる















永瀬「ちょ、あなたはやない?!?!」















『そんなことない。ほら早く!』




















いつの間に名前呼びになってることに気づかないくらい、早足で歩く















この視線が嫌だった



















永瀬「ちょ、待てって!」















永瀬が私の腕を引っ張って止める















『何、離しt···ッ?!?!』















ぐいっと引っ張られたと思ったら















ぎゅっと抱きしめられた
















ちょ、まだ学校内!!!!!!















みんなが見てるよぉ··········















『永瀬っなにしてっ』














永瀬「·····大丈夫やから」















『は?!』















永瀬「あなたには手出しさせん。なにを言われようが、俺はあなたの彼氏でいるし」














永瀬がそう言ったら















なぜか周りがきゃー!とかわー!とか騒いでる














永瀬「ほら、行こうや」














私の手をしっかり握って、ゆっくり歩く















永瀬「見せつけてやろうや」















なんて言った永瀬の意地悪そうな顔は














今でも忘れない




















**NEXT
あーまた出せなかった

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