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霊夢 ふぅ....
魔理沙 終わった.....
妖怪を倒した霊夢達は、神社に戻ろうとしていた。
霊夢 .....博麗の巫女の時代は終わり...ふざけんじゃないわよ....。
魔理沙 だよな、あそこまで言わなくても...。
霊夢 確かに私は弱いかもしれない、けど、異変は必ず解決して来た...それなのに...。
魔理沙 気にすんな!霊夢らしくないぜ?
霊夢 ....わかってるわよ。
そして戻ろうとする2人だが...
魔理沙 なあ、なんか生臭くないか?
霊夢 確かに....
2人の鼻は少し曲がってしまう。何か生魚が腐ったような異臭がするからだ、よく見ると向こう側に赤い液体がある、匂いの原因だろうか、まだ新しいとパッと見ればわかってしまう。そこを辿ってみると...。
? グルァァァァ!
なんと全身が黒い狼のような体長3mの怪物が人間を噛みちぎっては飲み込み喰らっていた。
魔理沙 やばすぎだろ....
霊夢 っ、こっちに気づいたわよ!?
? グルァァァァ!
彼は2人を見つけると咆哮を上げ、素早く突進してきたが、2人は余裕で躱す。しかし、その先には偶然通りかかった人間の少女がいた。
霊夢 しまった!
? ガァァァァァァ!
少女 キャァァ!
無残にも、少女は救出が間に合わず、怪物に頭を喰われ、首がなくなり、倒れた。
霊夢 そんな....!
魔理沙「やろう!」
2人は怒りに震える。だが、怪物はその隙にほとんどの人間を喰らっていたようで、更に2人の怒りは強まる。
霊夢「結界発動!」
霊夢は生存者達を巻き込まないように周囲に結界を張り、再び構える。
?「グルァァァ!」
そして怪物は2人に向けて咆哮を上げ、走り出す。
続く