ついに………
この時が来てしまった……
そう、それは……
ぐく先生の呼び出しの時間
『失礼します』
🐰「あ、やっときた。そこ座って」
そのあとぐく先生どこか行ったと思ったら鏡みてるよね、
んで、しまいには
🐰「よし!今の俺もかっこいい」
とか言ってるよ
『あの先生、要件はなんですか( ˙-˙ )』
🐰「授業中、寝てたじゃん」
『あれは空間が悪いです』
🐰「お前中二病かよ( ˙-˙ )」
🐰「だからこれ!」
そう言ってプリントを1枚渡してくる
🐰「ここに先生のいい所を書いてきて!」
『は?( ˙-˙ )』
🐰「はい!これで話終わりッ」
とかいって教室出されるよね( ˙-˙ )
先生のいい所か………
え、あいつなくね?( ˙-˙ )
んで、完成したものがこちら
〔先生のいい所〕
・女好きな所
・いつも鏡が命なところ
・ナルシストな所
・いつも何考えてるか分からないほどにやにやしてる所
・じみなのことばかにする所
・授業中に要らない情報を話すところ
・黒板に書く時に絶対に歌ってる所
・うさぎみたいな所
まぁ、これぐらいしか書けないよね( ˙-˙ )☜は
んで、そのままぐく先生に渡しちゃうよね
ぐく先生、それ読んで結構ショック受けてたりするよね
🐰「これ、俺のいい所じゃないじゃん( ˙-˙ )」
とかいって
でも、これからあなたちゃんはまだまだ大忙し
だって次は
ゆんちゃんが待ってる☜
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。