『ゆんちゃん!』
🐭「………めっちゃ待ったんだけど」
『ごめんって』
🐭「まぁ、別にいいけど」
そう言ってだるそうに歩くゆんちゃん。
これ、実は周りから見たら
かっぷるよね( ˙-˙ )
でも、あなたちゃんにはてつお(5)がいるからね……☜
『んで、ゆんちゃんどこ行くの』
🐭「ここ」
そう言って指さす場所はカフェ
『ゆんちゃんが?カフェ?めっちゃめずらし( ˙-˙ )』
🐭「うっせ」
そう言いながらも入るとオシャレな内装が施されている店内を見回していると
🐨「お客様、2名様でよろしいでしょうか?」
🐭「ん。」
🐨「それでは、こちらのお席に」
そう言って高身長の男(店員)が私たちのことを案内してくれる
🐨「えっと……メニューはこちらで」
そう言って私たちにメニュー表を渡してくる
でも、その店員といったら渡す前にメニューぶちまけて
🐨「…今のは見なかったことにしてください」
とか言ってくる
いやこの人破壊神かよ( ˙-˙ )
🐨「それではごゆっくり!」
そう言って私たちから逃げるように去っていった破壊神男。
私はその時、ネームプレートを見てたんだけどそいつの名前は
きむ なむじゅん
よし、この きむ なむじゅん のことはこれからは破壊神と呼ぼう
『んで、なんでここに?』
🐭「いや、別にいいだろ」
そういい、メニュー表をみてるゆんちゃん。
すると、あるいってんのところでぴたっと止まった。
🐭「…………」
ゆんちゃんが見ているところに私も目線を合わせる。
そこに書かれていたのは
『くまもんの期間限定ケーキ!』
くまもん………?
『なに、これが目当て?』
🐭「…………」
すると、呼び出しボタンをすぐおし
🐭「この期間限定のくまもんケーキください( ˙-˙ )」
とか真顔で言うゆんちゃんはきっと強者。
【速報】ゆんちゃんの好きな人はきっとくまもん。
next
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!