『お兄ちゃん〜』
田中「ん?」
『明日実家帰る?』
田中「offだからな」
田中「ひなは?」
『offだから帰ろうかなってだから一緒に帰ろう?』
田中「いいよ」
実家
『お母さん〜』
母「ひなに樹」
彗「あ、ひな」
『すばにぃじゃん…』
聖「相変わらず仲悪いな」
『仲悪いんじゃない すばにぃが抱きついて来るから』
彪「樹に抱きついてんじゃん ひな」
『それは、お兄ちゃんが好きだから』
田中「可愛いくない?まじで北斗羨ましいわ」
父「ひな、樹おかえり」
ひなじゅり「『ただいま』」
『あ、お父さん』
父「ん?」
『後お母さんも』
母「どーしたの?」
『主演映画とドラマ決まりました』
みんな「おめでとう!!」
『ありがと』
一成「相手役は?」
『映画がほく』
『ドラマが志尊淳くん』
田中「最大の敵だ」
『えぇ?笑』
聖「撮影は?」
『ドラマは終わった』
『映画は明日から』
夜
『また,来るね』
田中「ひなほんとに帰るのか?」
『明日仕事だからね』
松村「いい加減離れろよ」
田中「ギュー))無理」
『お兄ちゃん 明後日楽屋行くからね?』
田中「わかった」
松村「お邪魔しました」
一成「いつでも来いよ」
彗「待ってまーす」
聖「ひなの事よろしくな」
彪「樹元気出せ」
田中「あ〜ひなぁ」
『じゃあね』
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。