パーティー会場に着き…
速すぎだって…もっとあたしにテンポ合わせなさいよね!!こっちは女子なんだし!!
ったく、絶対わざとだろ…
なんなのよアイツ…
てかこっちの国の人ってこんな盛大なことしてるんだ、。
辺りを見回すと、豪勢な料理達やチョコファウンテンがばぁーっと並べてあった。
あまりにもびっくりしたからその言葉しか出てこなかった。
あなた達にはありきたりかもだけど、わたしにとってはどれも新しくて新鮮だった。
ん?なにこれ?
わたしが受け取ったのは真っ赤で小さな実だった。
え、そんな驚くの?
なにそれ、、
食べてみよっかな、、、
パクッ…
え、世の中にこんなにおいしいものなんてあるの?ってぐらいおいしいんだけど。
なんかこの時間が幸せだなって思った自分がいた。
けど、長くは続かなかった……。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。