第12話

第12章 謎の少年登場!
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2020/05/19 15:26
ケータ
ケータ
モーレツ三又撃?!
ジバニャン
ジバニャン
ケータ、ここは俺っちに任せてウィスパーを連れて逃げるニャン!
ミツマタノヅチ
ミツマタノヅチ
この我にここまでしておいて逃げれると思っているギョロ?
ジバニャン
ジバニャン
ケータ、お前と友達になれて良かったニャン!お前のことは忘れないニャン。
ケータ
ケータ
な、何言ってんだよ。俺も戦うよジバニャン!だからそんなこと言わないでよ!
ミツマタノヅチ
ミツマタノヅチ
ふん、ジバニャンとやら残念だったギョロな!まぁどの道、貴様ら3人はここで死ぬことになるんだギョロ!
ケータ
ケータ
さぁ、行くよジバニャン!
ジバニャン
ジバニャン
ケ、ケータ...!どうなっても知らないニャンよ!
ケータ
ケータ
どうにもならないさ!
ミツマタノヅチ
ミツマタノヅチ
言っておくが我は容赦するつもりはないギョロ!喰らうギョロ!モーレツ三又撃!
俺とジバニャン、そしてウィスパーがミツマタノヅチの攻撃を喰らう瞬間そいつは現れた!
ミツマタノヅチ
ミツマタノヅチ
この妖気は?!
???
???
やまたのおろち!
ミツマタノヅチ
ミツマタノヅチ
ぐっ、貴様は!貴様はぁぁぁ!
そいつは一瞬でミツマタノヅチを倒した。 その見た目は龍のマフラーのような物を首に巻き、右目は髪の毛で隠れていて、忍びような服装だった。
???
???
勘違いするな、俺はお前たちを助けに来たわけではない。ただ、お前が腕につけてる妖怪ウォッチというものが気になっただけだ。じゃあな!
そう言うと、その少年は姿を消したのだった。
ケータ
ケータ
あ、彼奴は!
ジバニャン
ジバニャン
ケ、ケータあいつ凄まじい妖気を持っていたニャン!
ミツマタノヅチ
ミツマタノヅチ
こ、この我が負けることになろうギョロとは!
ケータ
ケータ
だ、大丈夫?ミツマタノヅチ?
ミツマタノヅチ
ミツマタノヅチ
な、何故、敵であるお前が我の心配するギョロ?
ジバニャン
ジバニャン
そ、そうニャン!なんでこんな奴の心配をするのニャン?!
ケータ
ケータ
何となくだよ、それよりさミツマタノヅチ俺と友達になってよ!
ミツマタノヅチ
ミツマタノヅチ
わ、我と友達に?!わ、我は今まで友達など一人もいなかったギョロ。それどころか皆、気味が悪いと言うだけで遠さがっていたギョロ。お前もどうせこの見た目が怖いんギョロ?
ケータ
ケータ
そんなことないよ。俺からしたらお前だけじゃなて、ジバニャンやウィスパーも奇妙な存在だよ!でも俺はそう言う奇妙な存在が好きなんだ!だからお前のことを今更気味が悪いなんて言うつもりはないよ。
ミツマタノヅチ
ミツマタノヅチ
そんな奴、初めてギョロ。いいギョロ、どうせこのまま妖魔界に帰っても消されるだけギョロ。ならばお前と友達になって生きた方が我にも都合がいいギョロ。
ケータ
ケータ
へへっ、これから宜しく頼むよ!ミツマタノヅチ!
ジバニャン
ジバニャン
まぁケータがそこまで言うのなら仕方ないニャン!裏切ったときは絶対に許さないニャンよ!
こうして俺はミツマタノヅチと友達になったのだった!

次回 第13章「スナック雪女のママさん」に続く!

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