第6話

第6章 チョーシ堂のチョーシどう?
281
2020/05/16 15:46
そして一晩が経ち、俺はチョーシ堂に向かうことにした。
ケータ
ケータ
ここが妖怪ウォッチが作ったとされるチョーシ堂か。
ウィスパー
ウィスパー
以外とすぐ見つかりましたね。
チョーシ堂の外見は少し古いように見えたが、俺はドアを開けチョーシ堂に入った。
ケータ
ケータ
あのー、すみません。
チョーシ堂の店主
チョーシ堂の店主
こんなところにくるとは珍しい奴じゃな。
ケータ
ケータ
はい、少し聞きたいことがあって。
チョーシ堂の店主
チョーシ堂の店主
うむ、何だ?
ケータ
ケータ
単刀直入にいいます。貴方は妖怪ですか?
チョーシ堂の店主
チョーシ堂の店主
...確かに私は妖怪だ。それで話とはなんだ?
チョーシ堂の店主は「妖怪か?」と聞かれた瞬間少し黙ったが、話を続けた。
ケータ
ケータ
この時計知ってますよね。
チョーシ堂の店主
チョーシ堂の店主
そ、それは私が作った!?
ケータ
ケータ
はい、貴方が作った妖怪ウォッチです。
チョーシ堂の店主
チョーシ堂の店主
お、お前!どこでそれを!?...いや言わんでも良いそこの白いフヨフヨ、お前が渡したんじゃな。
チョーシ堂の店主は状況を察したようだ。
ウィスパー
ウィスパー
やっぱり私も見えているようですね。
ケータ
ケータ
だね。それでそろそろ本題に入りましょう。妖魔界のことについて何か知っていることはありますか?
チョーシ堂の店主
チョーシ堂の店主
うむ、この世には妖魔界と人間界があることは知っているかな。
ケータ
ケータ
はい、ウィスパーに聞きました。
チョーシ堂の店主
チョーシ堂の店主
ウィスパーとはそこの白いフヨフヨのことじゃな。それで話を続けるぞ。人間界でも昔から妖怪のことは伝説の存在としてじゃが認めていたんじゃ。有名な辺りはからかさお化けや一つ目小僧とかかな。
ケータ
ケータ
確かに、他にもぬらりひょんや閻魔大王も有名ですね。
俺が閻魔大王とぬらりひょんの名前を出した途端、ウィスパーとチョーシ堂の店主は何かを恐れているかのように震え出した。
チョーシ堂の店主
チョーシ堂の店主
お、おい!ウィスパーとやら、この子供にあまり二人の名前を出すなと言っておけ!
ウィスパー
ウィスパー
す、すみません。店主さん。私の方からいっておきます。
ケータ
ケータ
あのー、俺何か悪いこと言いました?
チョーシ堂での話は続く...

次回 第7章「チョーシ堂からの頼み事」に続く!

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