現在、テヨンに介護されてるあなたです。



昨日の夜テヨンと一夜を過して、その痛さと戦っております。



テヨン曰く、これは赤ちゃんを作る行為らしいが



僕は女じゃないし、孕めるからだでもないから



なぜと聞いたら、好きな人同士でもするらしい



正直、今は先日までの気まずさはなくなっていたし




友達にも戻れたと言ったらおかしいが戻れたような気もする



テヨンのことは好き…だが、それは友達としてなのか



はたまた違う好きなのかはよくわかっていない



けど昨夜のことは別に嫌ではなかったし、今ではどこか満足してる自分もいる



でも、そちらの好きかと言われたら…それはよく分からない




それに、僕達はどうせ別れる日が来るのだから

できるだけ姿勢を伸ばす



昨日は正直恥ずかしかったし…だって裸だし…



あまり知られたくないから、テヨンと内密にしようという話になった

テンはいつも僕より早く来てる



そしてこうやっていつも抱きついてくるのだが



いかんせん今日はそれが腰の痛みに来る

できるだけバレないように、そんでもっていつも通りに



そうやってテンの頭をいつも通り撫でようとすると



急に胸あたりにグリグリ押し付けていた頭を上げて




僕の頭を撫でる手を取って匂いを嗅ぎ始めた

なんだ、今日のテンはなんだかおかしい



言われた通り少し耳を傾けると耳元でテンが囁いた

自分の匂いなんて嗅いだことない…



そんなに違うのか…？考えをめぐらすうちに



汗はとめどなく流れるし、心臓はバクバクになる

ほんと？とか言いながらクンも匂いを嗅いでくる

ふぅ…危ない…



テンは、変なところで勘が鋭いな…



まぁそれも魔法の上手さにいい影響を与えてるのだろうけど

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝