広田「原田先生」
広田「原田先生〜?」
東条「俺らの担任来てないってこと?」
明智「そうなんじゃね?」
その時扉がドンドンとなった
『なになに』
広田「え、あ、」
原田「何?あたしの番でしょ」
広田「あ、はい」
原田「どうも、原田です」
東条「あれがうちらの担任?」
東条「ヤバいおじさん来ちゃったじゃん」
原田「はいはーい あのね今人が喋ってるから」
東条「だってオネエ言葉じゃん」
ザワザワ
原田「聞きなさいよ クソブス共が」
原田「あんた達、私見て笑うのは勝手だけどさそうやって他人バカにして笑ってるあんた達の方がよっぽどブスだからね」
原田「はいにやにやブス はいすかしブス どうせ上っ面だけ見て世の中全部分かった気でいるんだろ。そういう授業では教えられない」
原田「っていうか考えた事もない」
原田「でも人として知っておかなければならないことを教えに来たから。あんた達見たいなバカにきっちりお仕置きをして根本から叩き直して」
東条「ヤバいおじさん!」
原田「あ”ぁ”?」
東条「先生 セクハラしないでくださいねぇ。」
原田「ヤバいおじさん?」
東条「ヤバいおじさ〜ん」
原田「あんた私ナメてる?ナメるんならさそっち行ってやるから ペロペロしなさいよ。」
原田「舐められるんじゃねぇ」
東条「はぁ?」
原田「いい?私はねヤバいおじさんよりヤバいかなりヤバいおじさんなんだよ。大声で下品な言葉叫んでるだけのヤツとはランクが違うんだよ!!」
原田「恋してやろうか?この野郎。」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。