あなたside
、、、、?
あ、私、いつの間にか寝ちゃってたんだ、、
健人くんはっ、!?
目の前を見ると健人くんがうつ伏せで寝ていた
「びっくりしたっ、、」
そっか。勉強教えてもらってたんだった
私やらかしたな〜、嫌われちゃったかな
とりあえず健人くんを起こす。
「あ、あのっ、起きてください!」
なんかこれってカレカノ感ある?((
健人「ん〜、、あ、おはよっ」
「ごめんなさいっ、教えてもらってたのに」
健人「大丈夫だよ笑 長い間勉強してたから疲れちゃったよね」
時計をチラッと見ると、もう6時だった
健人「あ、もう夕方か、って、、」
外を見ると、大雨が降っていた。
「雨、降ってますね、、傘ない、」
健人「傘持ってきてないのか〜俺持ってきたよ」
あちゃ〜!天気予報見ておけば良かった(泣)
健人「じゃあ、傘貸すよ」
「えっ、でもそれじゃあ健人さんが濡れちゃう、、」
健人「じゃあ、一緒に入る?笑」
つまり、相合傘。
でもそれしか健人くんと帰る方法がない。
「わ、私は良いですよっ!」
健人「え、まじ?」
バサッ。傘を開いて2人で入る。
健人「大雨だから電車止まってるかな〜、」
「私の家、ここから遠いんですよね、、」
健人「そうだったの?!帰れそうにないか、」
「止まってたら帰り遅くなりますね、、」
少しの沈黙の後、衝撃の一言が放たれた。
健人「じゃあ、ウチくる?」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!