〜過去編Part3〜
ドキドキ
白鳥沢
ガラガラ
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シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ
︎︎
︎︎
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ピー
ポーン
キュッ
カバー!
キュッ キュキュ
バコーンッ
ピッ
帰り
こうして私はバレーを辞めても中学の間は白鳥沢でマネージャー(仮)として働いた
皆私を認めてくれてとても楽しかった
そして私が高校受験の時
私もそうしたかった
でも、バレーの推薦が色々な所からくる
私にバレー推薦が沢山来ていることはすぐに知れ渡った
また私が言われなきゃいけないの?
才能ってなに?
私は今までずっと努力してきた
私の努力の結果はやっぱり生まれながらの才能としか言われないんだ
『才能』と言われることが辛かった
結局、来ていた推薦は全て断った
白鳥沢に行きたい
そう思ったけど白鳥沢高校は今の中学からも近く、中学の頃のバレー部の先輩もいる
白鳥沢に行けば確実にバレー部に誘われるだろう
でも、もう『才能』だなんて言われたくない
ていうのが私の音駒に来た1番の理由
まぁ、私が白鳥沢の皆さんに音駒高校に行くと伝えた時は大変だったな〜
特にお兄ちゃん!
私が辛かった時は察してくれていたけど、私が白鳥沢でマネージャー(仮)をし始めた辺りから前以上にシスコン度が爆上がりしたな〜w
でも、お兄ちゃんのおかげで私は楽しくなったから感謝はしているな
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!