第20話

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2018/08/05 08:49

(加藤目線)

俺達はとりあえずお腹の心配もなかった…
だから路地は通らず表通りを歩いていた

加藤シゲアキ

……小山

小山慶一郎

うーん？

俺は小山とある事をしたかったのだ……
それを話したいんだけど…話聞かれたらまずいしな

加藤シゲアキ

今日やっぱ路地通らない？

小山慶一郎

いいよ〜
…でも遭遇しないよね？

加藤シゲアキ

大丈夫…
そしたら倒せばいい
…正当防衛だしなw

そう言って俺らは路地を目指した

小山慶一郎

路地着いたけど…話って何？

加藤シゲアキ

俺さ…この喰種の力は乱暴に使いたくないんだよね…

小山慶一郎

と言うと？

加藤シゲアキ

俺達は人間の肉がないと生きてけない…
だけど人間は殺さない

小山慶一郎

え？
それじゃ……生きてけないじゃん

加藤シゲアキ

俺達の食料はあの森行けばいいだろ？見た感じ…まだいっぱいいたからな…

小山慶一郎

そっか…じゃあこの力は何に使うの？

加藤シゲアキ

正当防衛か人間が喰種に襲われてる時のみ

小山慶一郎

わかった

すぐ分かってくれて助かるよ…

(増田目線)

…さっきの二人の会話……やっぱり…喰種だったんだ…
喰種が…人間と同じ生活？
…ありえない…
喰種が人間を助ける？最終的には殺すだろう…
やっぱり…2人は俺が殺らないと……
ファンの子達にバレるとまずいからな…
プライベートで仕留めとかないと……

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第21話＊

💜ミルク💜

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。