璃音、おはよう。
結愛。おはよう。
今日、放課後部活来てくれる?
ん、わかった。
授業中
↓全部心の中の声です。
どうしよう…なんて言えばいいのかな…
下手に言っちゃって逆に出来なかったらやだし…
ん〜!!
放課後
ガチャ ||.c( ゚ω゚`|
先輩…!
美織…佳奈…
どう?その子、これそう?
来れるには来れる。先に用事があるけど。
そっか…
大丈夫ですよ、先輩!
私達もフォローしますから。
うん。ありがとう。
ガチャ ||.c( ゚ω゚`|
…!
…結愛、来たよ…って、部員いつの間にかこんなに増えたんだ。
うん。後輩2人と、隣のクラスの子。
私は美愛!ベースが弾けるの!
美織です!えっと…歌うのが得意です!
佳奈です…!キーボードが弾けます…!
璃音っていうの。よろしくね。
それで、お願いがあって…
私達、文化祭で演奏したいの。
うん。
そのためには、もう1人メンバーが必要で…
…うん。
結愛先輩からドラムの経験があると聞きました。
うん。確かに経験してる。
なら…一緒に演奏しませんか?
一緒に舞台に立ちましょう…!
璃音のドラム、また聞きたい!
一緒にやった方が、絶対楽しいよ?
…ごめん。
…え?なんで、謝るの?
皆と一緒には、演奏出来ない。
ど、どうしてですか?
やったことはあるけど、もう結構昔。出来ないよ今更…
出来ますよ!皆で練習しましょう!
私も、演奏したいです…!
璃音、お願い…一緒にやりたいの。
…そんなに言われても、無理なものは無理。他当たって。
そんな…じゃあ、なんで、入部したの!?
結愛がひとりだったからだよ!
…!
結愛1人だけの部活なんて、嫌だったから…
だからせめて、好きじゃなくてって思って…
…璃音…
…璃音。
もう私に関わらないで!
ガチャ ||.c( ゚ω゚`|バタン…
璃音先輩…どうして…どうしてですか?
美織…
…璃音は明らかになにか抱えてるね。
え?
じゃなかったら、あんな態度とらない。
どう、しましょう…このままでは…
このままじゃ、演奏は無理になる。
そんな…
どうすれば…
…まだ、1ヶ月あります!
美織?
まだ1ヶ月あるんです!時間はありますよ!
そうだね...この1ヶ月で何とかしないと、逆に演奏出来る可能性はほぼゼロ。
それを、何とか防げれば...!
その前に結愛のメンタルを何とかしなきゃ。
ゆ、結愛先輩...!
…私、璃音に悪い事言ったかも...謝らないと...
結愛がそう思ってるなら行ってきたら?
う、うん...
でも、まずは文化祭が先。
...ドラムの方、どうしましょう...
私は、璃音じゃないとダメ。
...そっか。
私がバンドを好きになったきっかけは、璃音だから。
そうなんですか!
その話、聞きたいです...!
わかった。美愛は?
もちろん、興味ある。
私は、中学生から璃音と仲が良かったの。
その時は、璃音、ドラムで沢山演奏してた。
【ドラムで演奏してる】
((璃音凄ーい!いつから叩けるの?))
((小学生の時に習い始めた。))
((へー!凄い凄い凄ーい!))
((結愛だって歌上手いじゃん。))
((ねぇ、璃音。))
((ん?))
((私、バンドやりたいなっ!))
((バンド?))
((うん!ボーカルとドラムとギターとベースとキーボード!5人集めてバンドやりたい!))
((出来れば、同い年の子で!))
((いいね。バンド。私もやりたい。))
((一緒にやろ!))
((うん!))
そしたらその二年後。高校に入学して1週間経った時に、璃音から聞いたの。
((私、もうドラム辞めたから。))
((え...なんで?))
((理由は言えない。))
その時は、まさか文化祭でこんなイベントがあるなんて知らなかったから、理由は聞かなかった。
((そっか!))
((結愛はまだ歌やってるの?))
((もちろん!高校の音楽の授業で成績1番目指すんだもん!))
((そっか。応援してるね。))
((うん!))
それがきっかけ。
璃音がドラム辞めたぶん、私が頑張ろうと思った。
なるほど...いいきっかけだねぇ
そ、そうかな?
そうですよ!
...あの、1つ提案があるんですけど...
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回は、ここまで!
次回予告!
。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.
佳奈からの提案とは!?
結愛...皆...泣
璃音、涙の訳とは!?お楽しみに!
。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.
茶番はいりまーす!
佳奈ちゃん、どんな提案したのかな〜?
それはまだ言えませんよ〜
え〜?
でも、璃音先輩の気持ちが変化するのは確かです!
お、自信満々だね〜!
はい...!
それじゃあ、終わろう!せーの!
アデュー!
アデュー!
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。