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あなたの下の名前side
学校行きたくない
理由はかんたん
いじめられてるから
調子乗るな、死ねばいいのに、とかもう毎日言われてる。
弁当は隠されたり、自分の物が捨てられてたり、上履きがなくなったり、殴られたり。
ころんくんに 学校行きたくないって言えればいいのに
彼は基本的にゲーム優先で仲がいいかって言われたらいい方ではない
日に日に増えていくあざ、どんどんなくなっていく自分の物
よかった
冬で。袖で隠せるもん痣は
でも。
でも、
学校に行くのがもう辛くて。
こんなの、楽しくない
生きてる意味ない
私が手を洗おうと袖をめくった時
無言で
袖を一気にめくってきた
怖い……やだ、バレたくない……
ほんとにころんくん怖い……
ころんくんがこっちにさらに近づいてきた
と言ってその場でしゃがんでしまった
怖くなった。
バレたくなかったのに……
ギュッ
ころんくんが優しくだきしめてくれた
ころんくんが背中をトントンしてくれたのですぐに眠ることができた
後日、ころんくんが学校に凸りに来ていじめっ子達を責めてました。
そしていじめっ子達は退学になったらしい
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。