頭をくしゃくしゃと撫でる。
涼希の手は小さかったし、背中も私より小さいけど、何故か全て、
今だけ大きく感じた。
それが嬉しくて。
もっと強く抱きついた
いつもは上っ面だけだ。と信じられないこの言葉も
涼希だからしんじられた。
力強い声でそう言った。
その声は、私の体全体に染み渡って、だんだん私の心を修復していく
ほかの人からしたら、涼希は綺麗事を並べてるだけかもしれない
だけど、今だけでもそんな事を言ってくれる人がいるだけで
私は幸せです
*☼*―――――*☼*―――――
いつもレモン炭酸。を読んでくださっている皆様!
ありがとうございます!
実は今ランキング見たらですね
新作のランキングで
おい、いいとことるな青莉!
サーセン
皆様のおかげです!本当にありがとうございます!
思い通りに行かない、そんな青莉と涼希の恋を引き続きよろしくお願いします!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。