第5話

過去と恋に落ちる音
129
2021/12/13 09:42
モトキside
あの日から私の放課後はダーマくんと過ごしていた。この時間が私は楽しい…
ダーマ
ダーマ
いつもありがとな!おかげでテストでも解けるようになった!
モトキ
モトキ
それなら良かった!
ダーマ
ダーマ
ほんとお前教え方上手いよな!
クラスメイトにも教えてるのか?
モトキ
モトキ
………
クラスメイト…
モトキ
モトキ
クラスの皆には教えてないかな…
私はよく思われてないから…
ダーマ
ダーマ
よく思われてない?
モトキ
モトキ
私…1年の頃からなんだよね…
















1年前
ぺけたん
ぺけたん
すごいよ!モトキまた学年1位じゃん!
モトキ
モトキ
そんなに凄くないよ…ただ復習とかしてただけで…
ザカオ
ザカオ
復習か…確かに私は復習してないな!
モトキ
モトキ
それに母さんの期待に応えないと…
ぺけたん
ぺけたん
モトキ…
小さい頃から母さんは厳しかった…プライドが高くていつも私に勉強や習い事を強制していた。父さんはこの頃から海外にいる。そのせいで私にはぺけやザカオ以外の友達はいなかった…はじめは仲良くなってもすぐに離れて行ってしまう。
シルク
シルク
あ〜また負けたー!
モトキ
モトキ
シルク…
シルク
シルク
あと少しで追い付けたのに!
モトキ
モトキ
あっはは…
ンダホ
ンダホ
でもシルクも前回よりすげー上がったじゃん!
シルク
シルク
そうだけどよぉ
モトキ
モトキ
まさか前回からこんなに上がるなんて
シルク
シルク
お前の教え方が良かったんだ!
それに上を目指さねぇとやる気出ねぇだろ?
シルクらしいな…
この時はシルクとぺけが同じクラスだった
シルクは最初こそ成績が低かったが今回のテストでかなり上がっていた
モトキ
モトキ
上を目指すか…
考えたことも無かった…私は常に1番上にいるのが当たり前になっていた
シルク
シルク
今度はぜってー追い付いてやる!
ンダホ
ンダホ
張り切るね〜
クラスメイトB
クラスメイトB
あいつまた学年1位だってよ
クラスメイトC
クラスメイトC
またかよ…毎回1位じゃねぇか…
クラスメイトB
クラスメイトB
逆に気味悪いよな…
クラスメイトC
クラスメイトC
そうそう
モトキ
モトキ
………
クラスメイトA
クラスメイトA
ちょっと頭いいからって調子乗ってるんじゃない?
クラスメイトD
クラスメイトD
実際そうでしょ…いいなー頭いい人は
私はいつもこんな風に言われ続けていた
ぺけたん
ぺけたん
気にしなくていいよ…モトキはモトキなんだからさ
ザカオ
ザカオ
そうだよ…
モトキ
モトキ
ありがとう2人とも
今回もこれで終わると思っていた…
しかし次の日から私に対する嫌がらせが始まった
物を隠され、参考書を破かれ、ノートに暴言を書かれた。さらには机の中にカッターの刃を仕込まれていた。
モトキ
モトキ
………!
ぺけたん
ぺけたん
酷い…こんなの…
クスクス…

なんで…私がこんな目にあうの?私は好きで優等生になってるんじゃない……
この時私の心は既にボロボロになっていた。
シルク
シルク
おい、いい加減にしろよ!!
なんでこいつがこんな目に合わねぇといけねぇんだよ!なんもしてねぇだろ!
シルクの怒鳴り声にクラスが静まりかえる
モトキ
モトキ
シルク…いいよ私は…
シルク
シルク
やっていい事と悪い事の区別も出来ねぇのかよ!?度が過ぎてんだろ!誰だよ?こんなことした奴は!!
その後、シルクが場を収めた。その日から私への嫌がらせは止んだが私はぺけ達以外の人から避けられるようになった。








現在
ダーマ
ダーマ
そっか…俺が来た時に感じた違和感はこれだったのか…
モトキ
モトキ
違和感?
ダーマ
ダーマ
ここ数日クラスの奴のお前に対する接し方に違和感を感じてたんだ…良い奴なのになんで避けられてるんだろって思ってた
ダーマくんそんな事思ってたんだ…
ダーマ
ダーマ
辛いこと話させたな…でも俺はお前をそんな風には思ってないぞ。時々面白いし、この時間が1番楽しんだぜ!
モトキ
モトキ
そうなんだ…
私はこの言葉に救われた気がした
ダーマ
ダーマ
て訳でこれからもよろしくな!
モトキ
モトキ
うん!
初めてだったこんなの…嬉しいな…
ダーマくんの事もっと知りたい…
私は彼に恋をした…
・.━━━━━━━━━━━━†━━━━━━━━━━━
作者
作者
今回はここまでです!
ふくらP
ふくらP
モトキさんとうとう…
作者
作者
いやまだ5話ですから!
ふくらP
ふくらP
それでは次回までバイバイ👋