ぺけたんside
放課後私は園芸部の活動をしていた。
ついこの間まで蕾も出ていなかった花が咲いたのだ。園芸部では学校行事で使う花を育てたり、花で装飾している。このコスモ学園には温室の施設があり、底で季節外れの花を育てたりしている。
私は園芸部の他に弓道部にも入っていて今日は弓道部が休みの日だった。
その時、温室のドアが開いた。そこを見るとマサイくんが立っていた
そう言えばマサイくん写真部だっけ…
私はアマリリスの写真をマサイくんに見せる
マサイくん…クールそうなイメージだったけど意外と無邪気なんだな…
私は部活が終わるまでマサイくんと話した彼は写真を取りながら話を聞いていた。ついでにその写真を見せてもらった。彼の写真は本当に綺麗だった。
彼は部室に戻り、私も温室を閉めて家に帰った。
マサイside
俺は温室を出た後部室に戻りカメラを片付けて学校の校門にいる。温室にいた彼女は優しくて少し天然なところがあったけど俺の話もしっかり聞いてくれた。
俺はシルクと下校する。
俺は1年の頃から彼女が好きだ…
でも話す機会がなかった。
彼女と同じクラスだったのか……
ちょっと羨ましい…
部活かけ持ちしてるのか…凄いな彼女は…
いつか彼女に伝えられるといいな…
そんな事を思いながら俺たちは帰路に着いた
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。