第3話

放課後アナザー
317
2021/12/02 02:14
ぺけたんside
ぺけたん
ぺけたん
あ、花咲いてる…!
放課後私は園芸部の活動をしていた。
ついこの間まで蕾も出ていなかった花が咲いたのだ。園芸部では学校行事で使う花を育てたり、花で装飾している。このコスモ学園には温室の施設があり、底で季節外れの花を育てたりしている。
私は園芸部の他に弓道部にも入っていて今日は弓道部が休みの日だった。
ぺけたん
ぺけたん
あとは温室を掃除して…水をあげて…
その時、温室のドアが開いた。そこを見るとマサイくんが立っていた
マサイ
マサイ
あ、ごめんねちょっと写真撮ってもいいかな?
ぺけたん
ぺけたん
うん…いいよ…
そう言えばマサイくん写真部だっけ…
マサイ
マサイ
この温室の花って全部園芸部が育ててるの?
ぺけたん
ぺけたん
うんそうだよ
マサイ
マサイ
すごいな…俺ならすぐ枯らしてしまいそう…
ぺけたん
ぺけたん
でも簡単に育てられる花もあるよ!
例えば…アマリリスとかは室内で簡単に育てられるよ
私はアマリリスの写真をマサイくんに見せる
マサイ
マサイ
へぇ…こんな花なんだ…
育ててみようかな…
ぺけたん
ぺけたん
成長記録として写真を撮るのもいいかもね
マサイ
マサイ
そっか…その手もあるのか!
ぺけたん
ぺけたん
まぁあくまで提案なんだけど…
マサイ
マサイ
いや…いいと思う!
ありがとう参考になるよ!
ぺけたん
ぺけたん
役に立てたならよかった
マサイくん…クールそうなイメージだったけど意外と無邪気なんだな…
マサイ
マサイ
ねぇよかったら他にもおすすめ教えて
ぺけたん
ぺけたん
うんいいよ…
そうだな…
私は部活が終わるまでマサイくんと話した彼は写真を取りながら話を聞いていた。ついでにその写真を見せてもらった。彼の写真は本当に綺麗だった。
マサイ
マサイ
今日はありがとう
また話聞かせてね
ぺけたん
ぺけたん
うん、お疲れ様
彼は部室に戻り、私も温室を閉めて家に帰った。
















マサイside
マサイ
マサイ
……可愛かったな…
俺は温室を出た後部室に戻りカメラを片付けて学校の校門にいる。温室にいた彼女は優しくて少し天然なところがあったけど俺の話もしっかり聞いてくれた。
シルク
シルク
よっ!おまたせ!
マサイ
マサイ
あぁ、お疲れシルク
俺はシルクと下校する。
俺は1年の頃から彼女が好きだ…
でも話す機会がなかった。
シルク
シルク
お前、今日温室で話し込んでたろ?
マサイ
マサイ
な、なんで知ってんだ?
シルク
シルク
外周の時に見た
マサイ
マサイ
そうだったのか…
なぁ彼女って…
シルク
シルク
あぁぺけたんだろ?知ってるよ1年の頃同じクラスだったから
彼女と同じクラスだったのか……
ちょっと羨ましい…
シルク
シルク
で?どんな話してたんだ?
マサイ
マサイ
えっと…育てやすい花の話を…
シルク
シルク
どんな話だ!?そっかあいつ園芸部と弓道部の掛け持ちだっけ…
部活かけ持ちしてるのか…凄いな彼女は…
シルク
シルク
なぁ…お前あいつのこと……
マサイ
マサイ
……そうだ……俺は彼女が…
シルク
シルク
そっか…応援してる
マサイ
マサイ
ありがとうなシルク
いつか彼女に伝えられるといいな…
そんな事を思いながら俺たちは帰路に着いた
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作者
作者
今回はここまでです!
今回の小説ではアナザーストーリーとしてマサぺけです!非海水浴組メインの小説は初めてですが暖かい目で見てもらえると幸いですm(_ _)mそれでは次回までバイバイ👋

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