第9話

日曜日
97
2022/03/16 15:26
モトキside
日曜日
私は部屋でゆっくり過ごしていた。母さんは出かけて夕方まで帰ってこない。1人で過ごすの久しぶりだな
モトキ
モトキ
ぺけどうしてるかな…
今頃マサイくんと隣町の植物園についてる頃かな…どうなるんだろ…
モトキ
モトキ
……
ダーマくんに過去を話したあの日から私は彼の事が気になっていた。こんなの初めてだ…これが恋ってやつかな…
モトキ
モトキ
考えたこと無かったな…
最近ダーマくんと居ると楽しい…心が躍る…
モトキ
モトキ
今までこんなこと無かったのに
時刻はお昼頃、私は散歩に出かける。ずっと家にいるよりかはいいと思ったから。
モトキ
モトキ
いい天気…
外は晴れていて雲ひとつ無かった。しばらく歩いているとある場所に着く。そこは昔ぺけとよく行っていた河原だ。あの頃は父さんもいて楽しかったな
モトキ
モトキ
私はこのまま変われないのかな
ずっと母さんの期待に応えて、勉強して弁護士になって……
それって本当の私なの?
モトキ
モトキ
………
その時遠くから犬の鳴き声がする。振り向くと1匹の柴犬が走ってきた
🐕ワン!
モトキ
モトキ
え、犬?
「おいこら勝手に走んな!」
モトキ
モトキ
え?
犬の後を追いかけてきた飼い主さんがこちらに向かってくる。その人は
ダーマ
ダーマ
こらカイいきなりどっか行くなよ…
モトキ
モトキ
あれ…ダーマくん?
ダーマ
ダーマ
え?モトキさん…ごめんなうちのカイが
モトキ
モトキ
ううん大丈夫…この子ダーマくんの犬なんだね
ダーマ
ダーマ
ああ、俺が中学ん時に家に来たんだ元気な奴だよ
🐕ワン!ワン!
モトキ
モトキ
ふふ…可愛い
私はカイを撫でる。カイはしっぽを振って喜んでいた
ダーマ
ダーマ
こいつ人懐っこい奴でさ
モトキ
モトキ
そうなんだ
なんか新鮮だな…学校以外でダーマくんに会うのは…
ダーマ
ダーマ
そういえばモトキさんとぺけたんさんは幼なじみなの?
モトキ
モトキ
うん…小さい頃から一緒
ダーマ
ダーマ
俺もザカオやマサイとは小学生の頃から知り合いでさ…今日マサイがデートだってさ
マサイくんがデート?
あぁぺけの事かな
モトキ
モトキ
あぁ…今日ぺけと植物園に行ってるんだよね
ダーマ
ダーマ
そうそう…マサイの奴昨日まであたふたしてたんだぜ
モトキ
モトキ
え?あのマサイくんが?
ダーマ
ダーマ
あいつ好きな人を誘っちまったらしいからな
モトキ
モトキ
え?
マサイくんの好きな人…ぺけ!?
モトキ
モトキ
ええー!
ダーマ
ダーマ
そうそう、俺さあいつには幸せになって欲しいんだ…小学生の頃からあいつは色んな子に告白されてさ、そのせいで妬まれたりもしてたし…
そうだよね…マサイくんあれだもんね
ダーマ
ダーマ
あいつが本気で人を好きになったの彼女が初めてだよ
モトキ
モトキ
え?そうなの?
ダーマ
ダーマ
それにあいつ今まで誰とも付き合ってなんかないし…本気なんだよ…俺はあいつを応援したい
モトキ
モトキ
そうだったんだ…マサイくんモテるからてっきり…
ダーマくんって友達思いなんだな
私もぺけには幸せになって欲しいな
モトキ
モトキ
ぺけはマサイくんの事どう思ってるんだろ…もしぺけが恋してるなら私も応援したいな
ダーマ
ダーマ
モトキさんは友達思いだな…
ま、俺たちは見守ってようぜ
モトキ
モトキ
そうだね
マサイくんはぺけが好き…果たして彼女はどうなんだろう?どうであれ彼女は幸せになって欲しい…大切な親友だから
あと…もう少しこのままでいたいな…まさかのダーマくんと休日に会えるなんて思わなかったから…
作者
作者
今回はここまでです(*`・ω・*)ゞ
次回はマサぺけsideになります。
それでは次回までバイバイ👋