第6話

6.過去。。。
341
2019/06/15 10:18
----作者----

皆さんが気になる廉と玄樹の展開ですが、後程あげようともいます。

BLが入ってしまいますので、廉、玄樹の番外編と称して書いてきます。

お楽しみに。


では、続きをどうぞ。
----1ヶ月----
前の取引先の人と偶然会い、会社がつぶれた事を話すと、仕事ぶりを知っているのでスカウトが来た。

無事に新しい仕事が見つかり、1ヶ月がたった頃。


K&Pマンションにまた新たな動きが巻き起こる。
あなた

ヤバイ‼️遅刻した‼️

プレゼンの資料分けしてたらこんな時間に(焦る)

ガン!
king&prince
king&prince
あなた

(大声)痛ったー(涙)

小指打っちゃったよ。もうー。

----各部屋----
岸優太
岸優太
朝から騒がしいやつ(笑)
岩橋玄樹
岩橋玄樹
仕事楽しそうだな(笑)
高橋海人
高橋海人
遅刻しそうなのかな?
平野紫耀
平野紫耀
アイツ落ちつきねーな。

車出してやるか。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
あの慌てぶりじゃ電車の時間に間に合いそうにないな。

車回してこよ。
永瀬廉
永瀬廉
小指ぶつけるやついまだにいるのか(笑)
----車庫前----
平野紫耀
平野紫耀
あ。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
あ。紫耀!

何?出掛けるの?
平野紫耀
平野紫耀
いや、アイツの慌てぶりだから電車に間に合いそうにないなって思って。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
(笑)

俺も。

二人で連れてくか?(笑)
平野紫耀
平野紫耀
おう。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
じゃー呼んでくるよ。
----あなたの部屋----

コンコン
あなた

はーい!

(こんな忙しいときに誰さもー)

何?

神宮寺勇太
神宮寺勇太
おもてに車回してあるから、落ち着いて出てこいよ。
あなた

え?!

ありがとう!

助かる。

----K&Pマンション前----
あなた

ごめん。
ありがとう。

会社に向かってもらえる?

平野紫耀
平野紫耀
おう。

慌てすぎなんだよ。

ちょっとは落ち着けよ。
あなた

だって。。。

神宮寺勇太
神宮寺勇太
まあまあそれがあなたのいいところなんだからさぁ。
----会社----
あなた

ごめん。
ありがとう。

また夜ね。

神宮寺勇太
神宮寺勇太
ごめん。
俺ら夜、撮影でいないんだ。


気を付けて帰れよ。
あなた

わかった!

ありがとう!

カシャカシャ。





カシャカシャ。




??
ふん。

あいつらマジか!


いいネタ持ってんじゃんか(笑)
----帰り道----

コツコツコツ (コツコツコツ)
あなた

(?ついてきてる?)

(そんな分けないか(笑))

コツコツコツ(コツコツコツ)
あなた

(やっぱり変だ。)

(振り向いたら不味いか。)

(走ろ。)

??
チッ。

気づいたか。

まぁいい。

いつでも会えるさ。(ニヤリ)
----K&Pマンション前----
あなた

はあー。はあー。はあー。

来てないね。

マジ怖!

岩橋玄樹
岩橋玄樹


どうしたの?
あなた

うん。

ちょっとね。

----玄樹の部屋前----

コンコン
岩橋玄樹
岩橋玄樹
はーい。

どうぞ。

大丈夫?

すごい汗!!
あなた

こんなこと初めてなんだけどね。

誰かに後ろ付きまとわれて。

走って帰って来た。

岩橋玄樹
岩橋玄樹
え?!

何もされてない?!

大丈夫?!
あなた

うん。

なんとかね。

走ってからは後もつけられてないし。

岩橋玄樹
岩橋玄樹
そう?

ならいいんだけど。

一応みんなにも言っておこ。

何かあったら不味い。
あなた

うん。

プルルル、プルルル
岩橋玄樹
岩橋玄樹
もしもし、マネージャー?


今いい?
マネージャー
おう。

どうした?

苦しいのか?
岩橋玄樹
岩橋玄樹
違う違う。

あのね。

今あなた帰ってきたんだけとさぁ。

後ろつけられたみたいなんだよね。
マネージャー
それほんとか?

ヤバイな。

あるリークがこっちも入ってきてたんだよ。
岩橋玄樹
岩橋玄樹
それって?
マネージャー
今朝、ジンと紫耀があなたを車で送って行っただろ?

それで写真とられたんだ。

幸い、ジンと紫耀の二人で行ってたことが救いで、マンションの管理人として押し通してはいるんだが。。。

もしかしたらその記者がつけたのかもしれないね。


最後まで追って来ないってことは、マンションを突き止める訳ではなさそうだし。

何かあるかもだから、明日以降は車用意しておくよ。
岩橋玄樹
岩橋玄樹
うん。

伝えておく。
ツーツー
あなた

マネージャーなんて?

岩橋玄樹
岩橋玄樹
うん。

リークがあったんだって。今朝の事で。
あなた

え?!

玄樹と紫耀に送ってもらったやつ?

岩橋玄樹
岩橋玄樹
そう?

幸い二人で連れていったから、マンションの管理人で押し通してはいるんだけど、もしかしたらその記者がつけたのかもしれないって。

だから、明日から電車じゃなくて、車用意しておく事になったから。

一人で行ったらダメだよ。

もちろん帰りも。
あなた

わかった。


ごめん。迷惑かけて

岩橋玄樹
岩橋玄樹
そんなことないよ。

そんなこと言ったら、みんなに怒られるよ。
あなた

そうだね。(笑)

岩橋玄樹
岩橋玄樹
明日も仕事でしょ?

早く休んだ方がいいんじゃない?
あなた

あ!うん。

そうするね。おやすみ。

岩橋玄樹
岩橋玄樹
おやすみ。
ガチャン
----次の日----
マネージャー
おーい!お前ら、早くしろよ!

あなたも出てきてくれないか?
あなた



はーい

----車の中----
マネージャー
実は社長から呼ばれてるんだ。

昨日の一件だと思う。

心しといてくれ。
ゴクん
あなた

(ヤバイ。マンション追い出されるかも。。。)


(不味い不味い不味い)

神宮寺勇太
神宮寺勇太
あなた大丈夫?

大丈夫だよ。

社長優しいから。
----社長室----
ジャニー社長
やぁ!

待ってたよ。
あなた

え?!

あなたは?!

ジャニー社長
(笑)

覚えてくれてるんだ。嬉しいね(笑)
あなた

そんな、そんな事って!


嘘でしょ?

永瀬廉
永瀬廉
どっかで会ってたの?
ジャニー社長
会うっていうか、






親戚なんだよ。



あなたの叔父ってとこ。
king&prince
king&prince
え?!
マネージャー
え?!
ジャニー社長
実は前にあなたのいた会社も、おかしな点が多くて、つついたら潰れてしまって、不味いと思って。


今の会社にお願いしたんだ。

まぁ、お願いしなくても、話は進んでたみたいだったけどね。
あなた

もしかして、叔父が楓に居場所教えたの?

ジャニー社長
うん。

楓は兄弟だから、たとえ母親とうまくいってなくても、楓とは連絡つけておかなきゃ。
あなた

叔父さん。。。

マネージャー
社長。

そろそろ本題に。。。
ジャニー社長
あ!そうだった。

あなたそろそろ決まったかい?


誰かと付き合ったりはしてないのか?
あなた

え?!


なんの事?

誰とも付き合ってないけど。。。

マネージャー
マンションに来たときに言ったじゃないか、一年を通して結婚してもらうって。
あなた

あ!






忘れてた。。。。


(嘘だ。正直忘れたかったんだ。)

ジャニー社長
ある週刊紙に写真がのせられてしまった今、解決策として、管理人を突き通してはいるが、それにも限界がいつか来る。


世間は思ってるほど甘くはない。
あなた

ど、どうしたらいいの?


叔父さん!

ジャニー社長
正式に、付き合っていることを記者会見を開いて発表しよう。

ファンの子たちは、あやふやな状態にしておいたらてのつけようがなくなる。

今、ここで誰と付き合うのか、誰と結婚するのか、決めてくれ!
あなた

え?!ここで?!


待って待って、私には仕事がある。


しかもまだ22だよ。

みんなも20代になったばかりなのに、それこそファンの子たち減らない?

マネージャー
そんなことないよ。

その証拠にV6がいい例だよ。

結婚の話を持ち上げたのは、当時マネージャーだった僕なんだ。
あなた

ちょっと。



ちょっとだけ、時間をください。

ジャニー社長
あなたこれだけは言っておく、仕事は大丈夫だ。話を通してある。


スキャンダルが起きたら、退職願いを受理してもらうようにしてあるから。
ガチャン



----冷たい廊下の椅子----
あなた

(私なんのために頑張ってきたの?)


(仕事もおしまい、誰かのお嫁さんにならないといけない。)

(いっそ、ファンの子でも、そうじゃなくてもいいから、殺しに来て。)


(その方がらくだよ。)

----社長室----
ジャニー社長
実はあなたは母親から虐待をうけてたんだ。

弟の楓が生まれる前、あなたが生まれて間もないとき、ほんとの父が借金作って家を出ていってから、母親がなんとか借金を返すために夜働いた。

どれだけ泣いても相手にされず、俺が見つけたとき体重は生まれたときの半分しかなかった。

借金を返して、夜で見つけた結婚相手とお腹に楓を宿して、俺に会いに来た。

あなたを返してほしいって。

あなたは10歳で当時のことは覚えていなかった。

だから返した。

だが、それが間違いだったんだ。

あなたが帰って一年たった頃、楓が生まれてすぐに、父親が事故で失くなった。

母親はあなたが疫病神だといい。また虐待が起きた。

暴力はふるはないが、食も着るものもろくに与えなかった。

楓が10歳になったときに俺に相談してきた。

ねぇちゃんが出ていく。俺なにもしてやれなかったって。泣きながら話してくれた。

あなたは人から愛情をもらうことに不安を感じるんだ。お前たちが、あなたを救ってくれ。
高橋海人
高橋海人
明るく振る舞ってるのに、そんな過去が。。。
ガチャン
楓
叔父さん?
ジャニー社長
おう!

楓よく来たな。
マネージャー
あれ?お姉さん見なかった?
楓
え?!

見てないけど、なんかあったの?
平野紫耀
平野紫耀
?!


不味い。探さないと!
永瀬廉
永瀬廉
手分けして探そう!

俺と玄樹は屋上から順番に。

海人と優太は外に。

ジンと紫耀はマンションに向かってくれ。
平野紫耀
平野紫耀
おう。
岸優太
岸優太
了解!
楓
なに?!なに?!
マネージャー
状態は後で、楓君はここにいて
----道路----
あなた

私、やっぱりあの人の言うとうり疫病神だ。

私なんていなくなればいい。

いなくなっても、誰も気づきやしない。

その方がみんなの重荷にならない。

ぶーぶーーー!!
高橋海人
高橋海人
おい!
きゅーーーーー!!!!
車のおじさん
あぶねーだろ!
前見ろ!
岸優太
岸優太
すみません!
手を引っ張られた。



でも、視界がとうのいていった。
あなた

(あ、やっと死ねる)

高橋海人
高橋海人
おい!おい!しっかりしろ!
岸優太
岸優太
えっと。。。。(焦る)

救急車、、、(焦る)

えっと、えっと
高橋海人
高橋海人
貸して!優太!
その会話までは覚えているが、後はわからない。

まぁ、みんなの重荷になるくらいなら、死んだ方がましだ。

みんなに認めてもらいたくて、あの人を見返したくて。

私、何やって来たんだろ?

まぁ、もういいか(笑)
ピーポーピーポー


救急隊
退いて!
連絡くださった方ですか?
高橋海人
高橋海人
はい!

事故に合って、車に引かれてないのですが、意識がなくて。
救急隊
手を引いた際、頭をぶつけたとか、思い当たる節はないですか?
高橋海人
高橋海人
いえ、僕が受け身になったので、それはないはずです。
救急隊
そうですか。
この方の身内の方にご連絡したいので、どなたか繋がる方がわかりますか?
岸優太
岸優太
僕らのマネージャーに!
----社長室----
プルルル、プルルル
マネージャー
はい!

え?!

は、はい!

◯◯病院ですね。

すぐ行きます!

えー。はい!
楓
だれ?
マネージャー
救急隊から。

海人と優太が付き添いで行ってる。

僕らも行こう!
ジャニー社長
何かに巻き込まれたのか?
マネージャー
詳しいことは聞いてないので、あいつらのとこにいかないと。


他のやつらにも、、、
ジャニー社長
こっちから連絡しておく、◯◯病院だったね。
マネージャー
ありがとうございます。

行くよ。楓君
楓
あ、はい!
----◯◯病院----
高橋海人
高橋海人
マネージャー!
岸優太
岸優太
楓さん!
マネージャー
あなたの容態は?
医師
その事でお話が、、、

身内の方ですか?
楓
はい!

あのあなたも来てもらえます?

まだ僕には辛すぎるから。
マネージャー
あ、あ。

行こうか!
医師
事故に合われた際、ぶつけたところはないのですが、脳がぶつかったと判断して、脳の動きが一部止まってます。

目覚めるかは、あなたさんの生命力にかかってると思います。

僕らも最善は尽くしますが、、、
楓
(ダメダメ。話が入ってこない。)

(ねぇちゃん、僕が悪いんだ。)

(いつまでもかぁさんのそばで、ねぇちゃんの見てきた世界を見ずに逃げてきた。ごめん。ごめん。ねぇちゃん。)
マネージャー
おい!楓君!

しっかりしろ!

とりあえず、病室いくよ。

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