猫谷side
はー…あ、ど〜もー猫谷です。
今ちょうど仕事が終わったところなの〜
そして今タクシーで帰るところ
〜局前〜
運転手
「こんばんは、今日もお疲れ様でした!」
僕はこういう運転手とか話すことも苦手だ
優しさはほんとに嬉しいけど緊張しちゃって…
てか今日も夜遅くまで仕事したな〜
夜の街並みっていいよね〜
都会は特に夜遅くまで光があるから田舎出身の僕には信じられないことだよ!
運転手
「もしかして、ジャニーズの猫谷さんですか?」
運転手
「もちろんですよ!娘が大好きでしてね〜」
でもこういう言葉貰えると嬉しいんだよな〜
運転手
「娘はよく蒼くんかわいい〜!ってずっとテレビの前で言ってますよ笑」
運転手
「言っておきます笑」
ちょっと待って?
運転手さんの隣に誰か…乗ってる?
運転手
「え?誰もいませんよ?」
運転手
「なに冗談を笑」
ゆ、ゆ、幽霊ーー?!
嘘でしょ?!僕オバケとかホラー嫌いなんだよ〜泣
どどどうしよう
そうだ!
女性?
「こんばんは…」
しゃ、しゃしゃべったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!
運転手
「どうしましたか?大丈夫ですか?!」
ぜっんぜん大丈夫じゃないよぉぉぉぉ!!
なんで見えないの?!
霊感ない人なの?!
女性?
「私が…見えるの?」
女性?
「それ見えてるじゃん…」
幽霊につっこまれたよ…
僕もうダメかな…
女性?
「お話しましょ…」
どうゆう状況?
運転手
「猫谷さん大丈夫ですか?」
女性?
「見える人初めて見た…(後ろをむく)」
女性?
「…私怖い?」
ふと冷静になって思い返す
そもそも幽霊だとしても女性にこういう態度はどうなのか?
あまりにも失礼じゃないか…!
女性?
「お名前は…?」
女性?
「私と同じ女ですか…?」
急に面白いこといってくるね笑
↑ツボが分からないし浅い猫谷
女性?
「かわいいなぁ…」
幽霊?にも言われてるなんて僕すごいのかな?!
↑天然猫谷
運転手
「猫谷さん?さっきから1人で話していらっしゃいますけど…」
そっか!
運転手さんには幽霊?見えないから僕独り言喋っているって思われてんじゃん!恥ずかしっ!
運転手
「あ、そうなんですか!遮っちゃってすいません」
女性?
「私ね、交通事故で死んじゃったの…」
悲しい過去だな…
女性?
「え?なんで…?」
女性?
「でも私、死んでますよ…?」
女性?
「じゃあ…よろしくお願いします…」
心霊ドッキリだったのか…
最初めちゃくちゃ怖かったからもう正直いってチビりそうになった←
こうしてモニタリングが終わった…
と思ったか?!
あの回が放送された後、みんなからLINE止まらないわ、会う度にその回を話題にするわ!
いじられるわ、「俺が一緒にねてあげる」と言われるわ、「俺も友達になりたい」←とか!
なんなんだよ〜泣
こっちの方がホラーだわ!
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今回は実際モニタリングでもある人気企画
「もしもタクシーに自分しか見えてない人がいたら」
というのを猫谷くんにやってみる!
って話です!
自分もしこういうのあったら多分気絶します←
私もホラー無理な人なので…笑
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。