第15話

何が起きてるの…?
2,471
2021/02/27 11:36
猫谷side
はー…あ、ど〜もー猫谷です。
今ちょうど仕事が終わったところなの〜
そして今タクシーで帰るところ
マネージャー
ごめんねー
今日の仕事のことで話し合いがあるから猫さんだけで帰って欲しいんだけど…
猫谷 蒼
あ、わかったよ〜
あとは帰るだけだし!わざわざありがとう!
マネージャー
タクシーもう呼んどいたからね!
猫谷 蒼
ありがとう!
〜局前〜
猫谷 蒼
あ、これかな?すいませーん
運転手
「こんばんは、今日もお疲れ様でした!」
猫谷 蒼
あ、ありがとうございます
僕はこういう運転手とか話すことも苦手だ
優しさはほんとに嬉しいけど緊張しちゃって…
てか今日も夜遅くまで仕事したな〜
夜の街並みっていいよね〜
都会は特に夜遅くまで光があるから田舎出身の僕には信じられないことだよ!
運転手
「もしかして、ジャニーズの猫谷さんですか?」
猫谷 蒼
は、はいそうですよ 分かりますか?
運転手
「もちろんですよ!娘が大好きでしてね〜」
猫谷 蒼
ホントですか?!嬉しいです!
でもこういう言葉貰えると嬉しいんだよな〜
猫谷 蒼
ちなみに娘さんは僕のどんなところが…?
運転手
「娘はよく蒼くんかわいい〜!ってずっとテレビの前で言ってますよ笑」
猫谷 蒼
そうですか笑 娘さんに君の方がかわいいって言っといてください笑
運転手
「言っておきます笑」
猫谷 蒼
嬉しいな〜((ボソッ
ちょっと待って?
運転手さんの隣に誰か…乗ってる?
猫谷 蒼
すいません…隣に誰が座っているんですか?
運転手
「え?誰もいませんよ?」
猫谷 蒼
いや、隣に女性が…
運転手
「なに冗談を笑」
猫谷 蒼
…ってことは
ゆ、ゆ、幽霊ーー?!
嘘でしょ?!僕オバケとかホラー嫌いなんだよ〜泣
どどどうしよう
そうだ!
猫谷 蒼
無視だ無視(小声)
女性?
「こんばんは…」
猫谷 蒼
うわぁぁぁぁぁ?!
しゃ、しゃしゃべったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!
猫谷 蒼
僕は聞こえません僕は聞こえません僕は聞こえません僕は聞こえません僕は聞こえません…
運転手
「どうしましたか?大丈夫ですか?!」
猫谷 蒼
だ、大丈夫ですよ〜…
ぜっんぜん大丈夫じゃないよぉぉぉぉ!!
なんで見えないの?!
霊感ない人なの?!
猫谷 蒼
アワアワ (慌てている)
女性?
「私が…見えるの?」
猫谷 蒼
見えてないです!! (頭抱える)
女性?
「それ見えてるじゃん…」
猫谷 蒼
…あ、
幽霊につっこまれたよ…
僕もうダメかな…
女性?
「お話しましょ…」
猫谷 蒼
え、え、え?
どうゆう状況?
猫谷 蒼
いや、もう怖い怖い怖い怖い怖い!(大声)
運転手
「猫谷さん大丈夫ですか?」
猫谷 蒼
これが大丈夫だと思いますか…?(小声)
女性?
「見える人初めて見た…(後ろをむく)」
猫谷 蒼
イヤァァァァァァァァ!!
女性?
「…私怖い?」
猫谷 蒼
めっちゃ目を合わせてくる…泣 (手で目を隠す)
ふと冷静になって思い返す
そもそも幽霊だとしても女性にこういう態度はどうなのか?
あまりにも失礼じゃないか…!
猫谷 蒼
ご、ごめんなさい…
ちょっと僕急にあなたが出てきてパニクってしまって…
女性?
「お名前は…?」
猫谷 蒼
猫谷と申します…
女性?
「私と同じ女ですか…?」
猫谷 蒼
え?
急に面白いこといってくるね笑
↑ツボが分からないし浅い猫谷
猫谷 蒼
ははは笑 僕は男ですよ笑
女性?
「かわいいなぁ…」
幽霊?にも言われてるなんて僕すごいのかな?!
↑天然猫谷
猫谷 蒼
褒め言葉として受け取っておきます笑
運転手
「猫谷さん?さっきから1人で話していらっしゃいますけど…」
そっか!
運転手さんには幽霊?見えないから僕独り言喋っているって思われてんじゃん!恥ずかしっ!
猫谷 蒼
あ、今電話かけていまして…
運転手
「あ、そうなんですか!遮っちゃってすいません」
猫谷 蒼
大丈夫ですよ〜
女性?
「私ね、交通事故で死んじゃったの…」
猫谷 蒼
そうなんですか…?
悲しい過去だな…
猫谷 蒼
もし、僕でもいいなら友達になりませんか?
女性?
「え?なんで…?」
猫谷 蒼
僕が初めてあなたが見えた人なんでしょ?
なら、僕ならあなたの話を聞いたりできるし…
女性?
「でも私、死んでますよ…?」
猫谷 蒼
僕は全然大丈夫ですよ!
でも、あなたがイヤなら断っていいですよ…?
女性?
「じゃあ…よろしくお願いします…」
猫谷 蒼
ふふふ笑
…うわぁ!キキーッ (急ブレーキ)
バタッ (急にドアが開く)
猫谷 蒼
うわぁぁぁぁぁ!(飛び上がる)
猫谷 蒼
だ、誰ですか?!
スタッフ
すいません
TBSのモニタリングです
猫谷 蒼
え?モニタリング?
猫谷 蒼
どゆことどゆこと?
猫谷 蒼
パニックパニック (頭抱える)
スタッフ
えっとですね…もしもタクシーに自分しか見えてない人がいたらというものでして…
猫谷 蒼
あー!見たことある!それか〜!
猫谷 蒼
え、じゃああの助っ席の人は…?
スタッフ
生きている人ですよ笑
猫谷 蒼
せっかく自分から友達つくったのに…(拗ねる)
スタッフ
まさか友達になるとは思ってなかったです…笑
スタッフ
猫谷さんってホラー系とか心霊が大の苦手と聞いてたので…
猫谷 蒼
大嫌いですよ笑
でも幽霊でも女性だったので…失礼かなと思いまして…
心霊ドッキリだったのか…
最初めちゃくちゃ怖かったからもう正直いってチビりそうになった←

猫谷 蒼
多分しばらくは1人で寝れないですね笑
こうしてモニタリングが終わった…




























と思ったか?!
あの回が放送された後、みんなからLINE止まらないわ、会う度にその回を話題にするわ!
いじられるわ、「俺が一緒にねてあげる」と言われるわ、「俺も友達になりたい」←とか!

なんなんだよ〜泣
こっちの方がホラーだわ!

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今回は実際モニタリングでもある人気企画
「もしもタクシーに自分しか見えてない人がいたら」
というのを猫谷くんにやってみる!
って話です!

自分もしこういうのあったら多分気絶します←
私もホラー無理な人なので…笑

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