第6話

アネモネ
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2026/01/01 20:00 更新
会社朝礼で勤続10年ということで花束をもらった

アネモネの入った花束だった

中学生の時にポエムにハマっていて
その時によく花言葉を調べていた

赤いアネモネの花言葉
『君を愛す』
アネモネの花言葉
『はかない恋』

アネモネを見ながら蓮を思い浮かべてしまう、、、


諦めなきゃいけないのに、、、



その日の夜、ラウールからの集合命令で
居酒屋に向かった



あの2人をみるのは
心がもたないから遅れて到着した
あなた
お待たせ
渡辺翔太
お疲れー
ラウール
あれ?花束?
渡辺翔太
結婚でもすんの?笑
目黒蓮
え、、、
あなた
え?これ?
勤続祝いだけど?笑
渡辺翔太
なんだよ!
プロポーズでもされたから
遅れたのかと思った!笑
あなた
違うよ。笑
あれ?結依ちゃんは?
ラウール
今日は誘ってないよ


そういうと優しく微笑むラウ


あなた
そうなんだ、、、
華が無いと寂しいねー。笑
そう言うしかできなかった




久しぶりにバカみたいに笑って
たくさん飲んだ
渡辺翔太
いつものあなただな
ラウール
元気なかったから
心配してたんだよ
あなた
ありがとう
大丈夫です
いつものお開きの時間になると
久しぶりにフラフラする
目黒蓮
あなた、危ないよ
腕掴んで
そういうと
私の手から花束を取り上げた
あなた
ん、、、
前の2人はどんどん先に進んでしまう


そんな時に限って
気持ち悪くなってしまった
あなた
蓮、先帰って、、、
あなた
私、コンビニ寄ってから帰る!
バイバイ!
そう伝えて、すぐ近くのコンビニに駆け込んだ






トイレから出て
コンビニで水を買って外に出ると
まだ蓮が待っていた



蓮の手にはアネモネの花束


皮肉すぎる、、、



あなた
ごめんね
花束持たせたまんまじゃ帰れないよね
目黒蓮
大丈夫
ラウ達には先に帰ってもらったから
あなた
そっか、、、
ありがとう
頑張って駅まで歩いたものの
ベンチに座り込んでしまった
目黒蓮
大丈夫?
あなた
うん




しばらく目を瞑ったまま
気持ち悪さが引くのを待った



あなた
はぁ、、、よくなってきた、、、
付き合わせてごめんね
目黒蓮
気にしないで
、、、この花束珍しいよね




そう言う蓮に
赤のアネモネの花を渡した

目黒蓮
ん?





あなた
ねぇ蓮、この花の名前知ってる?






目黒蓮
ううん。知らない。笑



あなた
アネモネって言うんだよ




目黒蓮
アネモネ?
あなた
そう
その赤いアネモネ、蓮にあげる


そう言って立ち上り
ベンチに座る
蓮から一歩一歩離れていく


あなた
蓮、今までありがとう
またね!


そう言って早足で改札に向かった

目黒蓮
え!?あなた!



ホームにきた電車に飛び乗り
蓮から逃げた、、、




家につきベットに倒れ込んだあなた
結依ちゃんに応援すると言った以上
もう蓮とは会わないって決めた

きっと蓮はアネモネの花言葉なんて知らない
でも私からの気持ちは
あの花に託した
知られなくていい、この気持ちを、、、

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