あれから1週間
今日もみんなとの飲み会
すでに結依ちゃんも、LINEのグループに入っている
でも、今日はトラブルが起こって残業決定
『残業。欠席で』
とりあえず、メッセージを入れて
目の前の仕事に集中した
20時
やっと残業が終わり
スマホに目をやるとメッセージが
『今からもう一軒行くから、
合流できそうなら、◯◯ね』ラウール
お腹も空いたから、合流する事を伝えた
翔太と結依
ラウと蓮が並んで座っていて
私はラウの隣に座った
ラウが私の手を持って自分の頬にくっつけた
ラウをみて笑っていると
奥の蓮と目があった
少し怒ったような表情
ニコッと笑ってくるラウ
しばらくみんなで話して
お開きになった
店を出ると
蓮が隣にきた
前を歩いていた結依ちゃんが
後ろにずれてきて
蓮を挟むように私の反対側に並んだ
2人の空気に入れなくて
ラウの横に早足で追いついた
特に話さずにラウと翔太の話を聞いていた
私はひとり
蓮は何を話したかったんだろう、、、
そんな事を考えていた
でも1人で考えたところで答えはでない、、、
駅に着いて3人に手を振り
翔太と階段を降りてホームに降りた
ホームに着くと、3人がちょうど目の前にいた
きっと今2人の目に映ってるのは
蓮と結依ちゃんの2人
翔太を見上げたあと向こうのホームに
目をやると私の好きな顔で笑う蓮
その視線の先にはいるのは結依ちゃん
胸がズキンと痛んだ
向こう側の電車が先に来て
3人は乗り込んでこちらに手を振って消えていった











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!