第80話

No.80
4,317
2019/10/31 12:24
突然激しい腹痛と頭痛がした















壱馬は別に私のこと好きじゃなかったという現実を理解する前に私はそこで意識を手放した














































































目がさめると見慣れない天井と真っ白いシーツ

















隣を見ると弟の慎がいた















慎「大丈夫?」









あなた「うん…」
















夢なのか現実なのか。










私は病院に運ばれたらしかった。





















私があの初夏の日の夜。


















寄り道せず帰っていたらどうなっていたんだろうか












私が壱馬にあの時殺されていたら…?





















解放されそうになって壱馬に駅まで送ってもらった時、あの「行かないで」を断っていたら?






























これが私が犯した罪への罰、ですか?















そんなことをぼんやり考えていた

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