壱馬「駅まで車で送ってく」
あなた「…」
壱馬「…」
最後の日だというのに、お互い一言も喋らない
喋る事もなかった。
だんだん見たことある景色が見えてくる
もうすぐ壱馬くんともお別れか。
またあんな生活に戻るのか…
壱馬くんと過ごした日々は、私にとってかけがえのないものだった。
あの日、、
たまたま通りかかった公園で寝ていたあなた。
たまたまあなたに声をかけた私。
たまたま家に入れて、そこで、恋が始まった。
ハンバーグに玉ねぎ入れたり、飲み会から帰って来るの遅くて怒られたり、、、
全部が壱馬くんとの大切な思い出、
もう楽しかった日々が…思い出となる。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。