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第32話

【番外編】 夜に駆ける ①
主こと🌹紅の薔薇🌹
主こと🌹紅の薔薇🌹
番外編 曲パロです
主こと🌹紅の薔薇🌹
主こと🌹紅の薔薇🌹
YOASOBI様の夜に駆けるを再現させていただきました。
主こと🌹紅の薔薇🌹
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ご存知の方も多いと思いますが、この曲の原作は「タナトスの誘惑」という短編小説です
主こと🌹紅の薔薇🌹
主こと🌹紅の薔薇🌹
その原作を少しアレンジしておりますので、苦手な方はブラウザバックお願いします
主こと🌹紅の薔薇🌹
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それではどうぞ



















































_______________沈むように溶けていくように





















先程まで俺たちを照らしていた夕陽が沈んだ。




















もう暗くなっているというのに、辺りには蒸し暑い空気が漂っている。
































マンションの階段を掛け上る俺の身体からは、汗が止めどなく吹き出していた。

































『さよなら』






























たった4文字のあなたさんからのメール。





























それが何を意味しているのか。





























俺には一瞬で理解出来た。





























仕事が終わり、急いで支度をした俺は、自宅のあるマンションへと足を運んだ。





























そして、マンションの屋上、フェンスの奥側に、虚ろな目をした彼女を見つけた。



















飛び降り自殺を図ろうとするあなたさんの姿を見たのは、もう4回目だ。



































_______________世の中には、2種類の人間がいると言う。




























性に対する欲動_______________エロスに支配される人間と、


















死に対する欲動_______________タナトスに支配される人間。





























この世界の人間のほとんどは前者だが、あなたさんは後者だった。





























あなたさんが「タナトス」に支配されているというのは、付き合う前から分かっていた。





























それもそのはず。


















俺とあなたさんの出会いは、屋上で飛び降り自殺をしようとしていた彼女を、俺が止めたのがきっかけだからだ。

















同じマンションに引っ越してきた女の子。





























優しそうな目元に柔らかそうな三つ編みの髪。






























それと言ってどこか儚げな表情をしている彼女は、一瞬で俺の心を奪った。





























きっと、一目惚れのようなものだったのだろう。





























天から舞い降りた天使のような君と、俺はすぐに仲良くなった。





























あなたさんと話せる事が、生きがいだった。





























ただ、1つ疑問に思うことがあった。





























あなたさんは自殺を図ろうとする時、決まって俺に連絡を入れる。





























そして、俺が来るまでその場で待っている。





























誰にも知らさず1人で死んだ方が確実なのではないかと思うが、もしかしたら彼女は、出会った時のように自殺を止めて欲しいのかもしれない。





























俺はそう解釈していた。





























だから、俺は今回もこうしてマンションの階段を掛け上る。






























『はぁっ、はぁっ』



















マンションの屋上に辿り着く。




















フェンスの奥に立つ、彼女の姿が見えた。





























『待って!!!』



















俺は、フェンスを乗り越え、彼女の手を取った。













































ーーーーー続くーーーーー