私たちが初めてあった日についてお話しします
私たちはもともと、同じ大学に通っていて私が一つ後輩でした。
樹くんはほんとにモテていて、毎回いいなーって思ってました。
今、そんなことが起きれば嫉妬の嵐なんですけどね笑
でも、樹くんの裏の顔は恐ろしかったんです…。
女「私と付き合って下さい!」
樹「じゃあ、放課後校舎裏に来て」
女「喜んで‼︎」
私はこの会話を聞いた時から、興味が湧いた私は放課後校舎裏に行ってみることにした。
樹「おまたせ」
女「ううん‼︎」
樹「お前さ、本気で俺のこと好きなの?」
女「当たり前じゃん!」
樹「じゃあさ、俺の出すクイズに全問答えられたら付き合ってあげてもいいよ」
女「わかった、全問正解してやるんだから♡」
樹「Q1 俺の家族構成」
「Q2 俺の好きな色」
「Q3 俺の好きなタイプ」
「Q4 俺の初恋の人の名前」
樹「これ、全部正解したら付き合ってやるよ」
女「そ、そんなのわかるわけないじゃない!」
樹「俺の彼女になりたいならそれぐらい勉強してこいよ。バカが」
樹「後な、俺が付き合うって決めてるのは俺の初恋の人だけなんだよ!」
女「そんなこと言ったって、あなたに告白してくる人の数は変わらないわよ」
樹「それはわかってる。だからこそ、俺は告白してきた奴らに今と同じ問題解かせてんだよ」
女「あっそ、好きにすれば?私はもうあなたのことなんか好きにならないから」
樹「そうしてくれると助かるよ、」
この会話を聞いた時、めちゃんこ驚きましたね笑いつもは優しくて誰とでも仲良く話す先輩がこんな裏があるなんて思ってませんでした.
次回予告
次回は過去Part2を投稿したいと思います、
更新頻度は落ちると思うんですけど、たくさんの人にこの小説が届きますように✨
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!