今が表って事で 裏では誰かと、、
私が浮気相手? なわけないよね
チョンとの関係が崩れるのが嫌で言えなかった
その晩は気になって深い眠りにつけなかった
深夜
チョンがベットから降りてどこかへ歩いていった
私は薄目を開けて見ていると電話をかけていた
そう不安になりながら会話の内容を聞く
でも、決定的な証拠がないから分からない
チョンが戻ってきた
チョンはベットに入ると私の頭を撫でた
そして少し笑ってそのまま眠りについた
翌朝
まだ昨日の電話がモヤモヤする
起き上がろうとした時
チョンは既にいなかった
部屋を探してもいない
その思いが強くなっていく
ガチャッ
お風呂に入るということは その隙に
携帯を見られるはず そう悪知恵が働いた
チョンがお風呂に入ったのを見計らい
携帯を手に取る
チョンの誕生日を入れてみると普通に空いた
そう思いつつ 電話帳を開き着信履歴を見る
そこには “ ミリ ” の文字があった___
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。