第30話

ご褒美2※
2,360
2018/01/25 12:22
《テオくんside》



じ「いっつも俺がやられてばっかだし、たまには可愛いテオくんも見たい、」



いつも可愛いはずのじんたんが
今は何故か、艶やかに見えてしまって。



顔を近づけてくるじんたんに対して
抵抗すらできなかった。



じんたんが主導権を持ったキス。



新鮮で、何も考えられなくなっていく。



こんなに誰かに感情を揺さぶられたのは初めてで。



テ「…じんたん俺もう無理っ、」



え、もう?とからかうように言われる。



じんたんから見た俺は
いつもこんな感じなのだろうか。



じ「じゃあ全部出してあげるね、」



嬉しそうな顔で
俺のズボンを下ろして、触ろうとする。



抵抗しようと思っても
本当に身体が言うことを聞かない。



結局俺も、されるがまま。



テ「…うあっ…あぁっ、」



出したくもない声が出てしまう。



じ「ふふ、テオくん可愛い」



じんたんの声もいつもより低い。



じ「好きだよテオくん、」



するとじんたんは顔を近づけて
俺のを触りながら口付けをしてくる。



慣れてないのに一丁前な事するから
焦らされてもどかしくなって。



テ「…ふっ、ぁあっ、んん、」



びっくりするほど情けない声で
果ててしまった。



頭がふわふわして、意識も朦朧としてくる。



じ「たまには悪くないね、こういうのも」



じんたんの悪戯な声を最後に
俺の意識は遠くなっていった。

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