第3話

強い独占欲3※
3,402
2018/01/17 08:45
《テオくんside》



ぐったりと力なく俺にもたれてくるじんたん。



すげえ可愛い。



肩で息をするじんたんが吐く息は震えていた。



やばいじんたん、もう抑えられそうにないや。



テ「次は俺の番ね?」



じんたんをベッドに寝かせて覆いかぶさる。



もうじんたんの顔はとろっとろで
涙を浮かべている。



じ「…やぁっ、」



俺が挿れると女の子みたいな声を出す。



ゆっくり動くと溜まった涙がポロっと流れ
俺の服の袖をギュッと掴む。



テ「そういうことしちゃダメだよ、
めっちゃ煽られるんだけど」



もっといじめたい。



そんな感情が頭を支配する。



激しめに動くとギュッと目を瞑り
細い声を漏らすじんたん。



本当に可愛くて、いじめたくなっちゃって。



テ「まだいっちゃだめだよ、」



その言葉がじんたんをより刺激したのか
眉をひそめて唇を噛む。



じ「テオくんっ、もっ…だめっ、」



じんたんはすぐ口に手を当てる癖がある。



それで必死に我慢してるんだろう。



それを知っていてわざと
じんたんの弱いところを攻める。



じ「やぁっ、だめ…っ、も、むりっ、んっ、」



身体を反らせて果てたじんたん。



息が荒い。



じ「ごめっ…我慢、できなかったっ、」



もうじんたんの目は
焦点が合ってなくて、朦朧としていた。



さすがにやりすぎちゃったかな、と反省する。



こういうのは久しぶりで
相当疲れたのか、目がうとうとしてきている。



テ「寝ていいよ、じんたん」

じ「ん…」



間もなくすやすやと寝始めたじんたん。



自分の独占欲には毎度呆れてしまう。



ただの動画の企画で
こんなに妬くなんて自分でも思ってなかった。



もっと大切にしなきゃ。



明日謝らないと。



俺の独占欲がなくなる時なんて



来るのだろうか。

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