第28話

好きすぎる故に《リクエスト》※
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2018/01/25 12:07
《テオくんside》


☆イニ☆
…ね、テオくん、
顔をピンク色に染めて
掠れた声で俺のことを呼ぶじんたん。



それは言うまでもなく
酔っていることを表している。



こうなった時のじんたんは本当に可愛い。



だからつい、意地悪をしてしまう。
☆イニ☆
無視しないでよ、
ちょっと無視すると、口を尖らせた。



お酒が入ったじんたんは
わかりやすいぐらいに血色がよくなる。



普段パッチリと開いた目も
潤んでいる上にトロンとしてきたり。
☆イニ☆
…もういい、
そう言って拗ねた顔をして
iPhoneを触り始めるじんたん。



可愛い。
テオくん
ごめんって、な?
そうやって慰めると
すぐふにゃ、と笑顔になる。



コロッと表情が変わるのもじんたんの魅力。
☆イニ☆
ん、
突然目を瞑って口を突き出してきたじんたん。



意外と長いまつげが
伊達メの奥から覗いていて。



すぐに希望を叶えてやると
つまらないからそのままじんたんを見つめる。



すると待ちくたびれたのか
ぱちっと目を開けた。



その隙をついて唇を奪う。
☆イニ☆
んぅ、
ちょっと長めのキスを終わらせて顔を離すと
びっくりした顔でこちらを見つめていた。
テオくん
何?
☆イニ☆
何じゃないよ馬鹿っ、
焦っているじんたんは余計可愛い。
テオくん
…自分から誘ってきたくせに?
そう言ってじんたんを押し倒す。



じんたんは案外簡単に押し倒せるのだ。



もっと腹筋鍛えてもらわないと
他の男に食べられちゃいそうだな。



そんなことを考えながら
じんたんの着ている服を剥がす。
テオくん
かまってほしいんでしょ?
そうじゃなくて、とか言っているけど
じんたんの身体は俺を拒まない。



ふと横に投げられていたある物に目がいく。
テオくん
いい物あんじゃん、
俺が手に取ったのは大人のオモチャ。



確かじんたんが誕生日に
つくけんから貰ったものだ。
☆イニ☆
…何それやだ、
お酒が入った上に
動揺して、頭が回っていないのか
そんなことを言うじんたん。



やだ、なんて言われたらやりたくなっちゃうの
じんたんが1番分かってるでしょ?
テオくん
これどうやって使うんだろ
使い方はよく分からないけど
とりあえずスイッチっぽいところを押す。



たちまち、ブブブ、と音を奏で始めた。



初めて手に取った俺は
わ、すげえ、と普通に感心する。



その小刻みに動く玩具を
じんたんの弱そうなところに当てた。
☆イニ☆
…んぁっ、だめっ、
たったちょっと当てただけなのに
こんなに反応するとは思ってなくて。



やばい、面白い。
テオくん
ちょっと慣らそうよ
それを口実に
じんたんの"1番"弱いところに押し付ける。
☆イニ☆
それ、ゃ、やだぁっ、
じんたんの顔を見ると
眉をひそめて、目に涙を溜めていた。
☆イニ☆
おかしっ、やぁっ、
必死に何かを言おうとしているが
なかなか言葉にならないじんたん。



その姿が俺をもっとそそる。



下唇を噛んでいて力を入れすぎたのか
プツ、と下唇から血が溢れてきた。



それを拭き取るように舐める。
☆イニ☆
ん、んんっ、
口からでも伝わるじんたんの震え。



…やべえ、止まらなくなりそう。
テオくん
今夜は楽しくなりそうだね、

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