第8話

1年A組
4,546
2019/08/07 03:23
ミッドナイト
どう?ピッタリでしょ?
あなた

はい!ピッタリです!

全身を見れる鏡の前に立つ。


そう、今日は待ちに待った新学期


私はミッドナイト先生に渡された
制服を身に纏う。


ミッドナイト
スカートの下、なにか履いた方が良さそうね
私の足を見て、そういうミッドナイト先生
あなた

そうですか?

ミッドナイト
みんな、年頃だからね
あなた

年頃...?

良く分かんないけど、
履いといた方が良いいのかな...?

足がすーすーするし...
ミッドナイト
ま、今日はそのままで
あなた

え、大丈夫なんですか!?

ミッドナイト
今日買っといてあげるから
ミッドナイト
さ、そろそろ時間
時計を見ると、登校時間の10分前。


本来は定員20名のところ、無理を言ってヒーロー科に入れてもらったらしい。

ヒーロー科の入試で入れなかった人には睨まれるだろうな...。
あなた

はい、行ってきます

着慣れない制服。
なんだかソワソワしてしまう。

私は教室には向かわず、職員室へ向かった。






あなた

失礼します

あなた

相澤せん...せい!?

足元には、黄色い寝袋に入った
''恐らく''相澤先生。
あなた

...生きてますか?

相澤先生
勝手に殺すな
あなた

生きてた...!

職員室にいた先生から、

『制服似合ってるね』など、久しぶりに親戚の家に遊びに行ったかのような反応をされました。

和む。

相澤先生
置いてくぞ
いつの間にかイモムシのように教室に向かって進んでいる相澤先生。

どうやって動いてるんだろう...

職員室の先生方にお礼を言って、
相澤先生の後ろについた。







いつも歩き慣れているはずのこの廊下。
今日は違う道を歩いているように思える。


教室に近づくにつれて、心臓がうるさく鳴る
あなた

...相澤先生、そのまま教室に行くんですか?

相澤先生
この方が合理的だ
あなた

動きにくそうですけど

相澤先生と話すことで、
平常心を取り戻そう大作戦。

うん、中々の効果あり。
あなた

はぁ...

私は目を瞑り、深呼吸をした。
相澤先生
お友達ごっこしたいなら他所へ行け
あなた

えっ

気が付けばもう教室の前。
女の子と男の子の姿が見える。
相澤先生
ここは...
相澤先生はゼリーを取り出し、
一気に飲む。

なぜ、職員室に飲まなかったのか。
相澤先生
ヒーロー科だぞ
あなた

....

私は苦笑いをするしかなかった。
相澤先生
ハイ 静かになるまで8秒かかりました。時間は有限君たちは合理性に欠くね
教室にいる人達の目が、『誰』という目をして笑いそうになってしまう。

相澤先生...プロヒーローのはずなのに。
相澤先生
担任の相澤消太だ よろしくね
担任!?という顔。
わかりやすいな...笑
麗日 お茶子
あ...後ろの人..誰ですか?
一人の女の子の言葉で、相澤先生に向けられていた視線が私に集中する。

怖い。
相澤先生
ああ、
相澤先生は私の方を向いて、

『自己紹介しろ』

という顔をしてきた。

読み取れた私を褒めてください。
あなた

あ、えっと、燈立あなたです

相澤先生
諸事情があって、雄英のヒーロー科に通うことになった。深く詮索はしないでやってくれ
私は、みんなに向けてお辞儀をする。





相澤先生は寝袋をゴソゴソと漁り、
体操服を取り出す。
相澤先生
早速だが、体操服着てグラウンド出ろ


______いきなり。




*☼*―――――*☼*―――――


らしいので、頑張って描こうと思います。

(いつになるかは不明)

(描かないかもしれない)

それまでの間、少しセリフが分かりづらくなると思いますが ご了承ください!!!

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