しつこいようで申し訳ないのですが、
昨日お話を更新しました...!
39話をご覧いただいていない方は
そちらからご覧下さい🙇🏻♂️
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まず状況を整理しよう。
確か、USJに居てオールマイトが助けに来てくれた。
そこからの記憶が無い。
( あの不気味な女は閉じ込めたし... )
どうやって、ここまで来たんだろう。
ベッドの左側の自動ドアから入ってきたのは、
私がこの世で最も嫌っている男だ。
黒霧...あのワープの人か。
それなら閉じ込めたあの女を解放できてしまうな。
前にも、爆豪くんに同じようなこと言われたっけ。
でも、此奴に言われるだけでこんなにも寒気がするなんて。
冷たい目が、私を睨みつけた。
私はこの目が嫌いだ。
体全身が拒否反応を起こしている。
( なんで、声が、出ないの...!! )
( この前と、なんにも変わってないじゃない )
天井に付いているスピーカーがそう告げた。
私の心を突き刺すような空気が解け、
イーブルはまた自動ドアを潜り、外へ出た。
とにかく、この手錠を外さなければ。
私の個性は全て「手」から始まる。
手に自由がなければ、無個性と同じだ。
ベッドの手すりに強く当てて砕かせる作戦
もちろん見込みはない。
その2、頑張って手錠に触れれるよう手首を曲げる
そして気づく、今個性抑制剤打たれてる。
集中しすぎて気づかなかった私は
大きく身体を震わせた。
さっきまでアイツがいた場所に、
全身手だらけ男がたっていた。
( 確か、USJに来ていた.... )
全てを見透かしたかのように、
ニヤニヤと私を見つめる男
ここには ろくな男が来ない。
彼はそう言って、私を指さした。
きっと、さっきの放送の「お客様」だ。
妙に偉そうだし。
(一応)初対面に向かって指さす奴は
ろくな奴じゃない(2回目)
一歩一歩距離を詰めてくる手だらけ男
私は少し、身構えた。
そしてそっと私に付けられている手錠に触れた。
そして、彼が触れた瞬間、手錠は灰と化した。
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新機能があったので、
多かった時間帯に更新しようかなと!
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。