雄英高校side
しん、と静まり返った教室で耳郎が呟いた。
また教室が静まり返った。
そこに蛙水が口を開く。
その言葉にまた、しんと静まる。
爆豪は一人窓際に座り、
あなたのことを考えていた。
今にも泣き出しそうな声で、麗日が話す。
芦戸は、泣き出してしまった麗日の背中を優しくさする。
( 少し時間軸ズレてます💦ごめんなさい )
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あなたside
死柄木弔という男を睨みつける。
その男はずいっと近づいてきていった。
私には無い、目の輝きに
少し、惹かれてしまった________
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数日後
意識のない人が、3人運ばれてきた。
拷問を受けたかのような酷い傷跡
手足に自由なかった。
なんで、人を殺すことを「当然」としているの?
この人は、おかしい。どこかネジが狂っている
はっきりと、目を見て告げた。
しかし、奴は呆れたように鼻で笑った。
話が通じない。
なぜそんなに個性に執着するのだろうか。
...この人は、自分のことしか考えられないんだ。
はぁ、とため息をついて、また手を動かし始めた。
あれ?通じちゃった....?こんな簡単に?
( なにか、企んでいる...? )
疑心暗鬼になっても、
片付けをしている奴の姿は変わらない。
( 本当に、やらないんだ... )
この人は、何を考えているの___?
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来週から本誌でヒロアカ3連続カラーらしいですね!
たのしみ!絶対買う!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。