第37話

迷い
3,269
2019/10/26 11:14
あなた

大丈夫?怪我ない?

麗日 お茶子
うちは平気...
あなたちゃんは?平気?
あなた

うん、大丈夫だよ

芦戸 三奈
もうやだ...怖いよぉ...
みんな今にも泣きそうな顔をしている。

プロヒーローがやられちゃって、
不安じゃないはずがない。

多分、あと少しで先生達が来る。

その間に私がすべきことは.....
あなた

....っ

麗日 お茶子
あなたちゃん!?
目の前の景色が歪み

足から力が抜けた。



薬の副作用

全身に棘が刺さるような痛み

呼吸の乱れ



そして、制御不能

薬によって異なるが、数時間〜数日の間

自分の意思とは関係なく、
勝手に個性が発動してしまう。

慣れた個性はすぐに収まるが

新しい個性の場合は、
個性を沢山使わないと制御する事が出来ない








私の場合

複数の個性所持

その個性が一気に発動してしまう

そして新たな強力な個性

私の体はそれに耐えることが出来ないのだ。
芦戸 三奈
大丈夫!?
あなた

ゲッホケホ....大丈..

麗日さんと約束したんだった...
あなた

大丈夫では無いけど、私ちょっと忘れ物があるので下に行きます!

麗日 お茶子
え、
芦戸 三奈
ちょ、
麗日 お茶子
その体で!?
申し訳なく思いながら、私は階段を降りた。
*☼*―――――*☼*―――――
完璧にする薬

これは、私が実験室から逃げ出した理由

もし本当にその薬なら、私は何人か人を殺さないとこの個性を制御する事が出来ない。


あなた

どうしよう...

今私が何かを触れば、溶けたり...砂になったり...ガラスになったり...etc..

そして空気もまた然り

何を触れていればいいのやら...。



あなた

どうする事が正解だ?

副作用があまりにも強い時

あの人はその副作用を抑える薬を持ってた。
その薬が入手できれば....。

いや、絶対に会いたくないな。




『フラフラ歩いて余裕か!!』
『雄英生徒さんよ!』
後ろから、
いわゆる雑魚敵が襲いかかってきた。

でも、いくら雑魚だからといって触れてしまったら...私はこの人を殺すことになる...。
あなた

....



一発殴られて、頭リセットしようかな...。

と、殴られ準備で目を瞑る。



あなた

....

( あれ? )



恐る恐る目を開けると....





爆豪 勝己
何ボーッとしてんだよ。
あなた

.....爆豪..くん










*☼*―――――*☼*―――――



みなさん、こんばんは🌸

お知らせがあります。

この作品は勢いで書き始めてしまったものなので今後の展開などが作者自身ハッキリしていません。

多くの方にこの作品を読んでいただいているので、適当に終わらせたくないです。

みなさんに楽しんでもらうために、
作者頑張るので暫くお待ちください🙇🏻‍♂️
(不定期投稿になります💦)

その間、現実逃避で最終回の展開まで想像出来ている『敵』side?の小説を投稿致します!

暇つぶしにでも読んでいただけると嬉しいです(♡˙︶˙♡)


こんな作者ですが、
これかもどうぞよろしくお願い致します。



Aki_🍂

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