第5話

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2019/06/01 03:36
あなたside


なんだかんだで遅くなっちゃったな〜

今の時間は…

「えっ、やばっっ」

23:00!?



そこから猛ダッシュで家まで帰り



ガチャガチャ

バタン

「た、ただいま~…」

『…』

リビングに行くとコーヒーに4本ものシュガーを入れている彼の姿が


「また砂糖入れすぎてる」


『別にいいだろ?お前だって甘いのが好きだろ』

チュ、チュ…

「ん、ふっ、ん」

今度は長いキス

舌まで入れてきた

「んん、はぁん、ん、んぁ」

少し苦しくなってきて彼の胸を叩いた

酸素不足になった私を見て

『なんだもう限界かよ』

「っ、ちが、『うるさい』

『そうだな、今日は帰りが遅い、口答え、あと、感じすぎ』

「それは…入んないでしょ」

『は?口答え?じゃ、口答え×2?』

「やだ」

『じゃ、お仕置きを(ニヤリ』

「えっ、ちょっ、待って」

『待たない』

「お風呂入ってない」

『別に俺は気にしない』

「ご飯食べてない」

『これからご飯食べるだろ?』

「…もう!」

『まだあるか?』

「いや、ないです…」

ドサッ

『今日は…』

「お仕置きはイヤだ!」

『まだ言ってねぇよ』

『全部自分でやるか、俺をキスだけでイかすか』

「えぇ、」


選ばせてくれるのは彼の優しさ

でもね、でも、


自分でやるのはさすがに恥ずかしすぎる…

でも、キスだけってのも無理でしょ…

でもでも、全部自分でやるよりかは…

『決まった?』

「決まった……」

『どっち?(ニヤリ』

「キス」

『やっぱりな』

「なっ、やっぱりって、」

『全部自分からってのはさすがに恥ずかしすぎるよな~』

「~っ////」

「ね、こっち向いて」

『ホントにイかせられるのか?』

「やってやるもん」

チュ、クチュ、チュ

「ん、ふっ、んん」

『お前は感じちゃダメだろ』

「だって…」

『でも、キスだけって選んだのはお前』

もう、下はグチョグチョ

刺激が欲しい

でも彼をイかさないと…

あっ!そうだっ!

「あのさ、喉乾いた、水飲んでくる」

『はっ?』

バタン


彼side

えっ、あいつマジで行きやがった

なんのため?

全くわからない

俺さ、実は結構ヤバいの

あんなにさ一生懸命にキスしてくるんだよ

可愛すぎんだろ

手を出したいんだけど

我慢我慢

「ねー、ちょっと来てー」

あいつの呼び出し

『あぁ』


キッチンに行くと

ペットボトルを片手にシンクに座るあいつがいた

『どうした?』

何も喋らないあいつに声をかけると

『っ!、ん、ふっ、ぁ、』

あいつが水を口移しで飲ませてきた

待て待て、

ヤバイヤバイ

イキそう

『ちょっ、やめっ、んん、あっっ』

イッちゃった…


あなたside

さすが自分!

彼をイかすことに成功!

やっぱ、彼女からの口移しに興奮しない男子はいないよね~

『マジでお前…』

私ももう限界…

「約束は約束、早く私も気持ちよくさせて?」


『どうなっても知らねぇからな』

ヤバっ、スイッチ押しちゃったみたい…

「えっ、まだっ」

どこから出てきたのか手はネクタイで縛られ

「ちょっ、んぁ」

いつの間にか下着姿にされ

『こんなエロい下着つけてやられる気満々だろ』

「違うし…」

『そ?』

「……ね、早く」

『たっぷり味わってからな』

そう言ってとても甘いキスを

「ん、んん、んぁ、ふっ、ん…」

口から耳へ唇を這わせて

「あっ、ん」

耳の中に舌を入れ

「んんっ(ビクッ」

そのまま首、肩、鎖骨…


そして誰にも舐められたことの無い脇


「ちょっ、んあぁっっ(ビクビクッ」


『誰にも舐められたことなかったんだろ?』

「/////」

誰にもやられたことないからこその

差恥感

そしてそれが弱いと知られてしまったことの

差恥感


2つの感情で私は足の力が抜けてしまった


「はぁはぁ、」







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