第5話

初音ミクと作曲。
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2022/06/15 11:19
ミク
マスター!
マスター
ん?
ミク
私はそろそろ歌を歌いたいのですよ
マスター
うん
ミク
マスターの!
マスター
やはり避けて通ることは不可能か…
ミク
マスター…
ミクは俺をギロっと睨む。
マスター
でも俺やり方分からないよ…?
ミク
マスター!!
ミク
ならなんで購入したんですか!
マスター
い、いやぁ…?
ミク
ほらソフトを開いて!
マスター
は、はひ…
俺は言われるがままにパソコンに向かってソフトを立ち上げる準備をする。
ミク
もう、曲を作るならボーカロイドを買う前にUTAUを利用してくださいよ
ミク
有名なので言えばテトちゃんとかデフォ子ちゃんとかモモちゃんとか…
マスター
だってぇ〜
ミク
言い訳無用!!
ミク
さ、ソフトの使い方は簡単なので初心者でも余裕です。何も難しいことではないでしょう?
ミクは俺のおでこを人差し指でつつく。
ミク
要はやる気の問題なんですよ
マスター
ミ…ミク先生
ミク
だっ、だ〜れが先生だってばよ!?
ミクの声が急に超超高くなる。
ミク
…取り乱しました
マスター
えぇ〜もっかい言ってよ
ミク
だが断る…です
マスター
可愛かったのにな…
俺が呟くと、ミクは大きく目を見開く。
ミク
……
ミク
早く作曲してください。待ってますから
マスター
はは…そうだね


…もう何時間経過した?

俺の歌詞(ポエム?)は未完成のまま…
メロディーを入れることすらできてない…
ミク
要はやる気の問題なんですよ
ミクに言われた台詞を頭の中で辿っていく。
ミク
歌詞ですか〜?そんなのその時思った事感じた事歌にしたい出来事…何でもいいんですって
…何でもいい………が1番困るんだよなぁ。
…いや、ひとつだけある。
俺が今、国民が聴いてくれる云々に伝えたい事…
それは…俺の家に住んでいるミクの事だ!!!
俺は今までにないような速度でパソコンを弄る。
ミク
…マスター?
あれ……私寝ちゃってましたか
ミク
マスター…?どうかされたんですか?
俺の行動にミクはくいっと首を傾げた。

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