ミクは寝起きなのか口からよだれ垂らしている。
ミクはこの世の者と思えない速度で目を覚まし、歌う準備をする。流石ボーカロイド…
約三分後…
ミクさんの声はどんどん平坦な機械の声と化していく。
俺はぐっと伸びをした。
ー翌日ー
スマホを見た俺は驚愕する。
俺は驚きのあまり発狂に近い大声を出す。
DMを送った主は俺の唯一の友達のようだ。
内容はこうだ。
拝啓 親愛なる俺のmy friend(笑)
神曲キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
お前なんか曲作らず一生音ゲーマー極めんのかと思ったたww
お前のデビューを祝って今日呑まねぇ?
もちお前ん家で(・ω・)ノシ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。