第2話

初音ミクと食事。
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2022/06/01 11:25
マスター
あっ…やべ
マスター
飯食うの忘れてたな…
ミク
…今は夕方ですし、昼ご飯を食べ忘れたのですか?
マスター
いや…はは、今日ずっと…なんだけど
ミク
……人は機械と違って食事をしないと生きていけないのでは?
マスター
どうしても一人暮らしとなるとよく食事を忘れちゃうんだよね…注意してくれる同居人もいない訳だし
ミクは俺の話にこくこくと頷いた。
ー次の日ー
マスター
ただいま
俺は近所のコンビニでしているアルバイトを終えて家に帰る。
ミク
おっ、おかえりなさいです!
奥の部屋の方を見るとミクが机を前に座っていて、ミクの声は何故か音程がずれている。
マスター
ミク…さん?何かあった?
ミク
あっ…あのぉ…
大変言いづらいのですが…
ミク
わっ、私ぃっ…
ミクは気まずそうに視線をずらす。
ミク
りょっ、料理できないみたいです!
マスター
ミクさん…
ミク
昨日マスターが仰られてたじゃないですか、食事を忘れちゃうって
ミク
だから私が代わりに作ろうとしたんですけどぉ…
ミク
うぅ…申し訳ないです
ひと通り話したミクは視線を下に落とす。
マスター
そんな事ないでしょ
俺は近くにあった箸を手にして、ミクの料理へ箸をのばす。
マスター
不味い訳……んぐぅっ!?
ミク
まっ、ますたぁーっ!!
俺は咳き込む。
マスター
……何入れた?
ミク
えと……すみません!!
ミク
なんか味とかよく分からなかったので適当に色々と…
マスター
ミクさん何か食べ物食べたことないの?
ミク
いやぁ…食べたことないです…
マスター
まあそりゃ機械だもんねぇ
ミク
はいぃ…
マスター
まあ無理に料理してくれなくていいよ。俺だって一人暮らし歴3年目で作れないことはないしね
ミク
ますたぁぁぁ…


ミクさんは今日1日寝るまでずっとペコペコしていた。
というか機械ってどうやって眠るんだ?というかそもそも寝るのだろうか…

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