第6話

6話〜懐かしいお客様〜
1,233
2020/03/15 08:41
私は、十二鬼月になる気はなく。
人を食べたくないが故に、人間と同じものを食べている。
私は、無限城を出た。
今は1人で暮らしている。たまに(ほぼ毎日)十二鬼月が遊びに来る
(鬼&狐)華好 〇〇
(鬼&狐)華好 〇〇
そっか、もうあの出来事から3年も経ったのね……あともう少しで開店の時間だわ
私は甘味処を開いた。
自分で思っているんだけど。鬼が甘味処を開くのはおかしいかな?でも、好きなことをするのはいいことだよね!私弱いし、怖がられちゃうから耳と尻尾は出さずにこのまま楽しく生きられればいいんだけど……
(鬼&狐)華好 〇〇
(鬼&狐)華好 〇〇
妖狐術 変化ようこじゅつへんげ
女将
女将
よいしょ
慧音さん〜
おはぎ食べに来たよ
女将
女将
あらあら、久しぶりですね。
近衛さん、旦那さんは元気ですか?
名華
名華
お父さんはとても元気よ
女将
女将
あら、めいかちゃんも来たの?
名華
名華
うん!
めいか母
めいか母
もらったお薬がとても効きました。
ありがとうございます!
おはぎ四つお願いします
名華
名華
ママ、私!
いちご大福がいい
めいか母
めいか母
もう仕方ないわね、すみません。
おはぎ三つにいちご大福一つに変更でお願いします
女将
女将
いえ、大丈夫ですよお持ち帰りでいいですか?
めいか母
めいか母
大丈夫です
そろそろ夜になるわね…………。
多分もうそろそろ、あの子たち十二鬼月いつもこの時間らへんに来るから準備しておかないと
私の恩人さん達だもん
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
すいません、今日まだ大丈夫ですか?
女将
女将
え……あ、はい。
今日は閉まってしまうので、ごめんなさい。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
あれ?、あなたさん?
女将
女将
……っ?
女将
女将
どなたのことでしょうか?
私は、慧音ですが……
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
そ、そうですか
女将
女将
はい……あなたという名前の女性は、この村では1人もいませんよ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
そ、そうですか……すみません失礼しました
女将
女将
(やっと帰っていった……確か今の蟲柱さん懐かしいなぁ)
堕姫
堕姫
今日も逢いに来たわよー
女将
女将
妖狐術  原型変化
(鬼&狐)華好 〇〇
(鬼&狐)華好 〇〇
よかったら、おはぎ余っているから、食べる?
堕姫
堕姫
ええ!、あなたのおはぎはとても美味しいから!
(鬼&狐)華好 〇〇
(鬼&狐)華好 〇〇
じゃあ、お茶いれて来るね
蟲柱視点
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
(やはりあなたでしたか……でも、どうして上弦といるのでしょうか)
あなた視点
堕姫
堕姫
ねえねえあなた?
(鬼&狐)華好 〇〇
(鬼&狐)華好 〇〇
うん?
堕姫
堕姫
人間いるの?
(鬼&狐)華好 〇〇
(鬼&狐)華好 〇〇
なんでいないよ?
堕姫
堕姫
今なんか人間の気配がした気がするの……少し強いし……柱かもしれない
(鬼&狐)華好 〇〇
(鬼&狐)華好 〇〇
まぁ、大丈夫でしょ。堕姫は強いし!
私も、いざとなったら妖狐術使うし!
堕姫
堕姫
そうよね!、鬼になって3年ぐらい経つけど。無限城に帰ってくる気はないの?
(鬼&狐)華好 〇〇
(鬼&狐)華好 〇〇
戻る気はないけど、久しぶりにみんなに会いたいし。女子会として今度堕姫の部屋に泊まりに行っていい?
堕姫
堕姫
いつでも来ていいよ
蟲柱視点
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
(上弦と話してる?え、今無限城に帰ってくるって……鬼って…御館様に…報告しないと)
あなた視点
(鬼&狐)華好 〇〇
(鬼&狐)華好 〇〇
そういえば
髪が長すぎる気がするんだけど、自分で切るのはちょっと怖いのよ……よかったら堕姫切ってくれない?
堕姫
堕姫
いいよー
before
after
華好〇〇
華好〇〇
ありがとう
堕姫
堕姫
そろそろ日の出だわ…………
あなたと話していると楽しすぎて、時間はすぐ過ぎるわね!
じゃあ、また今度来るわ
華好〇〇
華好〇〇
はーい
堕姫
堕姫
鳴女さん
無限城まで
鳴女
鳴女
はい
ベベン
華好〇〇
華好〇〇
ねーねー、、蟲柱、そこにいるんでしょう?
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
?!
華好〇〇
華好〇〇
最初から気づいてましたよ
それに、全部聞いていたよね?
華好〇〇
華好〇〇
死にたくないのなら、早く逃げてください。これ以上いじめられたら心が壊れてしまうと思います……私の心が正気なうちに戻った方がいいです
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
……。
華好〇〇
華好〇〇
鳴女さん……蟲柱さんを柱たちのところに戻してあげて
鳴女
鳴女
……
ベベン

プリ小説オーディオドラマ