第8話

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2020/04/11 11:58
あなたside
今日は天気が悪い。
…せっかくの休みなのに!
空を睨みつけていると横から廉が出てきて
廉「うっわ、ひっどい顔してんで。」
あなた「しょうがないでしょ」
廉「何を睨んでるのかと思いきや空かよ(笑)にしても天気優れへんな」
あなた「休みなのになぁ」
廉「まあまあ。どうぶつの森でもやろーや。ゲームの世界は天気ええで」
なーんて言いながらゲーム機を私にポンっと押し付ける
廉「あ、やべ」
あなた「え、何が?」
画面に目を向けると、ゲームの中も雨
あなた「…こんなことってある?」
廉「まあ、そんな日もあるわ!元気出せっ!!」
謎にガッツポーズをしながらニヤニヤしている廉。
とりあえずゲームを進め、気づけば昼ごはんの時間に
あなた「あっ!!もう時間?!」
廉「そーやで。まあ安心しい?廉くん特製のご飯!!」
そう言って出されたのはまさかの…
あなた「納豆ご飯…」
いや、別に嫌いじゃないよ。
でもさ?昼ごはんがそれって…
廉「嫌いじゃないやろ!俺今ハマってんねん。あなたにもハマって欲しい」
あなた「理由が謎だけど…まあ、時間見てなかった私が悪いし…いただきます」
特になんも変化のない自称廉くん特製の納豆ご飯を食べ終え、家事を始めた
廉「洗濯洗濯ー♪嫌いな洗濯♪」
あなた「…嫌いなのに歌うんだ…?」
廉「歌った方が楽しくなりそうやん!まあ、楽しくないねんけどな」
楽しくないんかいっ!
ツッコミを入れつつ、ご飯を食べ終え、食器を洗っていると
廉「こんなん着たらあかんて」
私の下着を持って顔を真っ赤にして騒ぐ廉
あなた「うるさい、洗濯禁止令だすよ」
廉「まぁじ、無理やって、こんなん…もー!あなたやってや!!ばーか!!」
あなた「…バカは廉だよ…何ニヤニヤしちゃってんのさ…」
ド変態な下心が出ているレンナガセを横目に家事を進めた私でした

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