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2020/12/16

第1話

第一愚民:朝月 千夏(あさつき ちなつ)
K太郎
K太郎
あいつ、いつも一人だよなー
A子
A子
無愛想だし誰も話したくないでしょ
K太郎
K太郎
確かに(笑)
C子
C子
あんなやつと一緒にいたら、
自分まで頭おかしくなりそうだわ
K太郎
K太郎
ほっとこーぜ
私はいじめられていた。
毎日毎日、わざと聞こえるような大きな声で
遠くから私の悪口を言われた。
仲良くしてくれてた子達も、だんだん
話してくれなくなった。
ペアを作る時は、いつも仲間外れにされた。
頭に石を投げつけられた。
酷いあだ名をつけられた。
階段で押されて落ちた。

それでも、私は学校に行きたかった。
好きな人がいたから。
私の好きな人は、こんな私にも差別なく
優しく接してくれた。
毎日楽しい話をしてくれて、嬉しかった。
だから私は勇気をだして、告白できた。
OKしてくれて、本当に嬉しかった。
それから、たくさん一緒に遊んだ。
でも、一回も恋人らしいことはしなかった。
お互いにそういう事はまだ、いーかなと
考えていた。手も繋いでない。
そんなある日、私と仲良くしてくれてた子が
私の好きな人を奪っていった。
付き合っていたのに、奪われた。
そしてその子は、私に「ありがとう」と言った。
何がありがとうなの?
私は、彼氏をあなたに譲るとも、
もう好きじゃないとも言ってない。
勝手にあの子がとっていったくせに。。
この時からだろうか、、
私の心は、綺麗とはいえなくなった。
もう昔の私はどこにもいなくなった。
元に戻ることもできなくなった。

今まで私に酷いことをした人達に、
私を下げることでしか自分を上げれない
愚かな人達に、
絶対後悔させる。「復讐してやる」と思った。

私は、「輝夜 白雪(かぐよ しらゆき)」
朝月千夏
朝月千夏
そこのゴミ誰か片付けてくんなーい?
朝月千夏
朝月千夏
気分悪いんだけどぉ
輝夜 白雪
輝夜 白雪
……
朝月千夏
朝月千夏
あっ、ごめーん
ブスだからゴミと間違えちゃったー
輝夜 白雪
輝夜 白雪
別に
朝月千夏
朝月千夏
はぁ?何タメ口使ってんのー?
私、あんたより上なんだけど(笑)
朝月千夏
朝月千夏
調子乗りすぎたらどうなるか、
分かるよねー
朝月千夏
朝月千夏
まっ、私優しいからさぁ。
今のは注意だけで流してあげる!
次はないから
輝夜 白雪
輝夜 白雪
ごめんなさい
朝月千夏
朝月千夏
分かればいんだよー。
この人は朝月千夏。
親が有名企業の社長で、かなりの金持ち。
そのことをいいように使って、弱い人を
いじめている。私もそのターゲットの1人。
この人は私のことを、「ゴミ」と思ってる。

私がこの人に従う理由はない。
絶望の底に突き落としてやる。
次の日
輝夜 白雪
輝夜 白雪
あら、おはよう。朝月さん。
朝月千夏
朝月千夏
私の名前、気安く呼ばないで。
あんたが発したら、汚れるでしょ!
輝夜 白雪
輝夜 白雪
そうかしら?私よりあなたの方が、
よっぽど汚い人間だと思うけど。
朝月千夏
朝月千夏
は?なんなの?
朝から私を怒らせたいの?
輝夜 白雪
輝夜 白雪
結局あなたって、私より下なのよ。
あなたは親がいないと、
何も出来ない弱い人間よ。
朝月千夏
朝月千夏
チッ。調子乗んなよ。
クソブス。黙れや。
輝夜 白雪
輝夜 白雪
あら失礼。
あなたも大概、ブスだけどね。(笑)
朝月千夏
朝月千夏
あんたさぁ、いい加減にしたら?
あんまりしつこいと、容赦しないよ。
輝夜 白雪
輝夜 白雪
なんとでも言えばいいじゃない。
それで脅してるつもり?
朝月千夏
朝月千夏
チッ。私の前から消えて。
輝夜 白雪
輝夜 白雪
……
そうして私は、朝から喧嘩をふっかけた。
目的は挑発。だからその後すぐに立ち去った。
朝月の家
朝月千夏
朝月千夏
お父さん、
ちょっとお願いがあるんだけどー。
朝月の父
朝月の父
ん?どうしたんだ?
朝月千夏
朝月千夏
輝夜って子なんだけど、、
私のこと、、いじめてくるの、
朝月の父
朝月の父
何!?お前のことをいじめるのか!
なんてやつだ!!
朝月千夏
朝月千夏
私、すごく辛くて…。
朝月の父
朝月の父
そうかそうか、お父さんに任せなさい。
朝月千夏
朝月千夏
ありがとうー。
朝月の父の会社
輝夜 白雪
輝夜 白雪
ここね。
私は、朝月の父の会社へ来た。
なぜって?もちろん、父の力を無くすため。
つまり、この会社を壊す。
具体的にいえば、悪いウワサを流して、
イメージをダウンさせる。
その後に、あらゆる会社の取り引きを
勝手に私がキャンセルする。簡単なこと。
会社に入って、パソコンをチャチャッと
いじれば、キャンセルメールを送れる。
そして、会社は倒産。朝月の父は、
権力を失う。
そう簡単に、上手くいくわけない。
確かにそうだけど、私は自信があった。
今の私は普通じゃないから。
狂気に満ちた、化け物。
朝月の家
朝月の父
朝月の父
っ、会社から電話だ。
朝月の父
朝月の父
えっ!?取り引きがキャンセル??
朝月千夏
朝月千夏
朝月の父
朝月の父
急いで、謝罪のメールを送って、
取り引きを戻すんだ!!!
朝月の父
朝月の父
何ぃ!?もう手遅れ!?
朝月の父
朝月の父
ふざけるな!!!
朝月千夏
朝月千夏
っ、お父さん…?
どうしたの?
朝月の父
朝月の父
っ、千夏。もう寝なさい。
朝月千夏
朝月千夏
…でも、、
朝月の父
朝月の父
いいから!!
朝月千夏
朝月千夏
…はい。
朝月の母は、何年か前に亡くなったらしい。
潰すのが一人で手間が省けたわ。
でも、お母さんはきっと悪い人じゃないと
信じたい。
次の日 学校
朝月千夏
朝月千夏
朝月は、今朝、父から会社のことを話された。
早くも倒産。会社はやっていけなくなった。
輝夜 白雪
輝夜 白雪
おはよう。朝月さん。
朝月千夏
朝月千夏
っ、私のこと、
気安くよんでんじゃねぇよ!
輝夜 白雪
輝夜 白雪
あらー。朝から機嫌が悪いのね。
朝月千夏
朝月千夏
…別に
放課後
輝夜 白雪
輝夜 白雪
お父さんの会社、倒産でもしたのー?
朝月千夏
朝月千夏
っ!?どう、してそれ、を
輝夜 白雪
輝夜 白雪
えっ?
だって、ニュースで引っ張りだこだよ
朝月千夏
朝月千夏
…最悪
輝夜 白雪
輝夜 白雪
ふふふっ。あははははっ!!
朝月千夏
朝月千夏
!?なによ
輝夜 白雪
輝夜 白雪
ふふっ、いやー、面白い。
すごく面白いよ。朝月さん。
朝月千夏
朝月千夏
あんたねぇ、いい加減にしなさいよ
輝夜 白雪
輝夜 白雪
それはこっちのセリフなんだけど?(笑)
朝月千夏
朝月千夏
っ、なんなの!?
輝夜 白雪
輝夜 白雪
いい加減にしたら?
朝月千夏
朝月千夏
は…?
輝夜 白雪
輝夜 白雪
いい加減、諦めたら?
輝夜 白雪
輝夜 白雪
父の権力なくなって、
あなたも威張れなくなっちゃったね。
朝月千夏
朝月千夏
そんなこと…
輝夜 白雪
輝夜 白雪
人の事散々いじめておいて、その態度。
朝月千夏
朝月千夏
っ、悪かったわよ。
謝ってるんだから、調子乗らないで!
輝夜 白雪
輝夜 白雪
は?
輝夜 白雪
輝夜 白雪
一言謝っただけで、
許されると思ったの?
ふふっ、やっぱり面白いねー
朝月千夏
朝月千夏
えっ、
輝夜 白雪
輝夜 白雪
しかも、反省の色ゼロ!
朝月千夏
朝月千夏
輝夜 白雪
輝夜 白雪
そんな人、救いようないよねー(笑)
輝夜 白雪
輝夜 白雪
ってことで、もう殺しちゃっていい?
朝月千夏
朝月千夏
…えっ、?あんた、何言ってんの?
殺す…?は?
輝夜 白雪
輝夜 白雪
非条理な愚民どもには制裁を下さないと
でしょ?
朝月千夏
朝月千夏
制裁…?愚民?
輝夜 白雪
輝夜 白雪
正しい道から外れてしまった人は
元に戻してあげないと。
輝夜 白雪
輝夜 白雪
でも、あなたは戻れそうにないから。
死んでもらうしかないよね?
朝月千夏
朝月千夏
えっ、ちょっと待ってよ…!
輝夜 白雪
輝夜 白雪
何かしら?
朝月千夏
朝月千夏
殺さないで、お願い…!!
私、死にたくない!!!
輝夜 白雪
輝夜 白雪
あなたは私以外にも、多くの人を
いじめてきた。
その内自殺を考えたのは何人だと思う?
朝月千夏
朝月千夏
そんなの、知るわけないでしょ!!
輝夜 白雪
輝夜 白雪
へー。そうなんだ。
輝夜 白雪
輝夜 白雪
やっぱり救いようないね。
あなたって。
朝月千夏
朝月千夏
っ、
輝夜 白雪
輝夜 白雪
あなたが酷いことをしてきた分、
あなたは制裁を受けるべき。
輝夜 白雪
輝夜 白雪
自分の罪を償いなさい。
朝月千夏
朝月千夏
やだっ、私は、何も…悪くない!!
朝月千夏
朝月千夏
やめて、!!!
そうして私は、朝月千夏を殺した。
朝月の父の会社へ行った時、社長室には
銃が置いてあった。私はついでにそれを
持ち出したから、銃で殺した、って訳。
何かのきっかけで、自分が壊れて。
もう、元の自分に戻れなくなった。
朝月千夏と私は、
ある意味同じだったのかもしれない。